第17回国際太陽光発電・スマートエネルギー会議が上海で開幕
6月11日、上海で、第17回国際太陽光発電・スマートエネルギー(上海)会議・展示会が開幕しました。
今回の展示会の面積は38万㎡を超え、20以上のテーマと専門フォーラムを網羅しています。世界95の国と地域から3500以上の企業が出展し、海外からの出展者の割合は30%近くに達し、50万人以上の来場者が見込まれています。このイベントは、太陽光発電産業の繁栄を示すだけでなく、政府・産業界・学界・研究機関・金融界に国際的かつ専門的なコミュニケーションと協力のプラットフォームを提供します。
この会議では、一連のハイレベルフォーラムを通じて、世界の太陽光発電産業の将来の発展傾向について深く議論を行いました。主催者によると、このハイレベルフォーラムと展示会は、太陽光発電産業における技術交流と協力のプラットフォームを提供し、太陽光発電産業チェーンの川上企業と川下企業のマッチングを促進し、産業チェーンの協同発展を推進することを目指しています。技術の交流と協力を通じて、業界の革新的な発展を促進し、上海の国際的な影響力を高め、カーボンピーク・カーボンニュートラルの目標達成に貢献することが期待されています。
上海は太陽光発電やエネルギー貯蔵などのエネルギー設備産業にとって重要な発展場所として、近年、同産業の質の高い発展を推進するために投資を増やし続けています。上海市経済情報化委員会の湯文侃副主任は、「『ダブルカーボン』戦略に沿って、上海市は引き続きエネルギー設備を新たな質の生産力を形成する重要な分野として、太陽光発電、エネルギー貯蔵、水素エネルギーの3つの代表的な製品をリストに入れ、スマート工場の建設で製品の普及と応用を加速させます。そして、エネルギーモデルの転換のチャンスをつかみ、一流のクラスターを作り、世界一流の新型エネルギー設備産業の中心地を建設します」と述べました。
上海市工業経済連合会の管維鏞会長はスピーチで、「上海市工業経済連合会は、太陽光発電に代表される新エネルギー産業の質の高い発展によりポジティブな役割を果たすため、これからも重要な業界団体のハブプラットフォームとしての役割を発揮するとともに、産業界・学界・研究機構の協力、産業チェーン協力、産業の融合協力、地域経済協力などを推進し、引き続き良いサービスを提供していきます」と表明しました。
情報源:東方網