第24回中国上海国際芸術祭が10月17日から11月27日まで開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-10-11
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第24回中国上海国際芸術祭のポスター(画像提供・主催者)

第24回中国上海国際芸術祭(以下、芸術祭)は10月17日から11月27日まで開催されます。芸術祭期間中、500以上のさまざまな公演や展示会が行われ、計1200回以上のイベントが開催されます。公演の質、初演の割合、有名なグループ・機関の割合から、中国上海国際芸術祭は、世界一流の芸術祭・展示会となったことが分かります。

今回の芸術祭は、世界中の優れた舞台芸術リソースとの連携をより一層強化し、グローバルリソースを集結する舞台芸術の新たな高地を構築します。55公演129回のメイン公演では、境外演目が約6割を占め、そのうち、上海で初公演する作品が9割を超えます。開幕・閉幕は「中国演目一つと海外演目一つ」の形で行われ、昆劇『太和正音——故宮昆曲選集』(第1シーズン)、ダニエル・ハーディングとサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のコンサートが上演されます。さらにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなど、国際的なオーケストラが上海に集まります。

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ダニエル・ハーディングとサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のコンサート(写真提供・WeChat公式アカウント「上海発布」)

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昆劇『太和正音——故宮昆曲選集』(写真提供・上観新聞)

また、今回の芸術祭は中国の舞台芸術作品が競い合う雰囲気を創出します。上海でロングラン公演中の「陝西人民芸術劇院」による5つの作品や、舞台劇『繁花』最終シーズン、コンサート『詩の中国』などの「上海製作」作品、民族オペラ『同心結』、舞踊劇『王陽明』などのオリジナル作品は、中国の伝統文化に根ざしたものや現代の日常生活を題材としたもので、革新的な表現で中国文芸の新たな光景を示し、東方文化ハブの活気あふれる生命力を伝えます。

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『詩の中国』(画像提供・WeChat公式アカウント「上海発布」)

今回芸術祭は「人民の都市」の理念を貫き、「芸術天空」という市民の生活の質を向上するための活動が上海の主要公共空間で60台90回以上実施され、30以上の国・地域の約2000人のアーティストが積極的に舞台に立ち、「赤色遺伝子(革命ゆかり)」「一帯一路」「デジタルの力」などをテーマとした特色ある地域文化を創出し、市民に資する舞台でより多彩な生活を実現します。

今回の芸術祭は、内容・シーン・体験から多角的な探求を通じて「芸術+」の異なる分野間の融合を模索し、新たな次元から芸術による都市イノベーションの活性化を図ります。「若手芸術家サポート計画」は、9つの舞台とビジュアル芸術作品を打ち出し、初めて科学技術を融合したカテゴリーを設け、若手芸術家の最先端への探求を示しました。「ARTRAカスタマイズ」は、科学技術・イノベーションに注目し、3つの異なる業界の要素を取り入れた作品を届けます。さらに、専門展示セクションでは上海国際マジック週間、上海国際人形芸術週間が開催され、初めてジャズ上海音楽週間も開催されます。クリエイティブ、トレンド、新技術を融合した芸術が都市生活に溶け込み、都市の新たな姿を示します。

出典:WeChat公式アカウント「上海発布」、上観新聞

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