第24回中国上海国際芸術祭、プログラム発表

第24回中国上海国際芸術祭のポスター(画像提供・主催者)
10月17日から11月27日にかけて、第24回中国上海国際芸術祭は、多様な公演や展示会を計1200回以上開催する予定です。55のメインステージ公演において、海外プログラムの比率は約6割を占め、上海初上演作品の比率は約9割に達します。8月21日、中国上海国際芸術祭センターは記者会見を開催し、舞台公演、国際対話、国際演芸大会、市民向け文化イベント、芸術教育、若手芸術家支援計画、都市連携、融合革新など8つのカテゴリーのイベントを発表しました。
芸術祭では、国内外のアーティストを「芸術推薦官」として招待しました。中国文学芸術界連合会副主席・上海市文学芸術界連合会主席の奚美娟氏、上海市戯劇家協会主席・上海昆劇団団長の谷好好氏、オーストラリア人振付家、ルーシー・ギャレン舞踊団芸術監督のルーシー・ギャレン氏、シュツットガルト・バレエ団芸術監督のタマシュ・デートリッヒ氏、ヴァイオリニストのジョシュア・ベル氏など11名の著名なアーティストが、オフラインとビデオを通じて国内外の観客に「必見」の内容を紹介しました。
今回の芸術祭では、世界トップクラスの演芸機関や著名アーティスト・団体が集結し、「新企画」と「唯一の公演」を披露し、芸術的魅力に満ちた国際文化のプラットフォームを共に創り上げます。10月17日、上海大劇院では、開幕公演として上海昆劇団と故宮博物院が共同で制作した昆劇『太和正音——故宮昆曲選集』(第1シーズン)が上演され、博物館の文物や古籍の文字を甦らせます。閉幕公演は、11月27日にジャガー上海シンフォニーホールで行われるダニエル・ハーディングとサンタ・チェチーリア管弦楽団のコンサートです。今回は、同楽団の新音楽監督に就任したダニエル・ハーディングの初の中国公演です。

開幕公演『太和正音——故宮昆曲選集』(第1シーズン)(写真提供・上観新聞)
ワレリー・ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団は、5日間でマーラーの交響曲全曲を演奏するという世界公演史上のかつてない挑戦に臨みます。テオドール・クルレンツィスがムジカエテルナを指揮し、歌唱なしの『ニーベルングの指環』を披露します。バイエルン国立歌劇場は全員で6日間のオペラ・カーニバルを上演します。シュツットガルト・バレエ団は『ロミオとジュリエット』、ベルギーのダンスカンパニー「ピーピング・トム」は『トリプティック』、シャウビューネ劇場は『リチャード三世』『ミヒャエル・コールハース』を披露します。アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブラスセクション、ヴァイオリンの巨匠ジョシュア・ベル、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン、バス・バリトン歌手ブリン・ターフェルなどが、上海大劇院、東方芸術センター、前灘31演芸センターなど16の専門劇場で次々と上演し、「全国唯一」の公演を創り出します。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、指揮者のクリスティアン・ティーレマン、エストニア・フィルハーモニー室内合唱団、ソプラノ歌手のルネ・フレミングなど、世界一流のアーティストと団体が再び芸術祭に登場します。

ワレリー・ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団は、5日間でマーラーの交響曲全曲を演奏するという世界公演史上のかつてない挑戦に臨みます。(写真提供・上観新聞)

シュツットガルト・バレエ団の『ロミオとジュリエット』(写真提供・上観新聞)

シャウビューネ劇場の『リチャード三世』(写真提供・上観新聞)
今年、世界7カ国・地域の21名の芸術界の巨匠で構成される新たな芸術委員会が推進する「若手芸術家支援計画」には、アメリカやドイツなど19カ国・地域から226作品の応募があり、6つの舞台芸術作品、2つの視覚芸術プロジェクト、1つの特別推薦作品が選出されます。
芸術祭の新設ブランド「ARTRA自定芸」では、オーストラリアの著名振付家ルーシー・ギャレンと打楽器奏者マティアス・シャック=アーノルトが手掛けた大型インスタレーションパフォーマンス『振り子』、日本のアーティスト真鍋大度と前衛ダンスカンパニーELEVENPLAYが共同制作したダンス・インスタレーション『+1+1+1+』、日本のアーティスト高谷史郎率いる前衛芸術団体ダムタイプが贈る舞台力作『タンジェント』が上演されます。
出典:上観新聞