外国人上級管理職が上海国際花展を見学 「上海の環境は益々良くなっている」
黄浦管轄区内の外資企業十数社の外国人上級管理職が上海国際花展を見学。(撮影・海沙爾/解放日報)
上海国際花展は4月18日に開幕しました。メイン会場の一つである黄浦では、新天地太平湖を囲んだ、22組の華やかな花が咲いています。同日午後、淮海中路街道はPwC、司祈曼(SQM)、Jebsenなど、管轄区内の外資企業十数社の外国人上級管理職を花展見学に招きました。外国人上級管理職は、街道責任者とビジネスサービスチームに付き添われ、ロマンチックな都市公園を散策し、花展の魅力と新天地の活力を身を持って感じました。
高橋忠利氏(右)(撮影・海沙爾/解放日報)
国際コンサルティング会社・PwC中国の日本企業部統括代表パートナーの高橋忠利氏は、上海に16年間滞在していました。彼は取材に対して、自分はPwCの中で、最も長く上海に滞在した外国人かもしれないと語りました。高橋氏は自分のオフィスの窓から、太平湖を見下ろすことができます。花飾りが少しずつ作られていくのを見て、今日ようやくそれらを間近で観賞することができたのです。「新天地は上海で最も活力があり、最も国際的な場所の一つだ。私は毎日ここの満ちあふれる活気を感じて、この場所がとても好きだ。現在、国際経済情勢は複雑で激変しているが、PwCは引き続き中国に根を下ろし、中国の未来にも強く信じている」と同氏は述べました。
Mauricio氏(右)(撮影・海沙爾/解放日報)
司祈曼(上海)化工有限公司アジア太平洋財務ディレクターのMauricio氏は、歩きながらスマホでしばしば写真を撮っています。花展の画像をSNSに投稿し、海外の人々にも上海の魅力を感じてもらいたいと語りました。Mauricio氏は、自分は上海でのCity Walkが好きで、「上海の環境は益々良くなっている」と言いました。彼にとって、上海は非常に包摂的な都市です。「上海は外国企業の設立と事業展開に多くの支援を提供している。日頃、当社は淮海中路街道や黄浦区の関連政府部門と非常に密接な関係を持っている。ここは外資系企業を歓迎し、外資系企業の発展を奨励する場所だと実感できる」と述べました。
Manuel Torres氏(写真左、男)(撮影・海沙爾/解放日報)
スペインの弁護士事務所GARRIGUESのパートナーであるManuel Torres氏は、「アイリスカフェ」ガーデンの花飾りの写真を何枚も撮影しました。スペイン出身のManuel Torres氏は外国人上級管理職を務めているが、新天地コミュニティの住民でもあります。妻と子供2人を連れて上海で14年間暮らしてきた彼は、「黄浦区での仕事と生活はとても便利だ。ショッピング、社交、ビジネスなど、ここでは考えられることはすべて簡単に実現できる」と言いました。彼は淮海中路街道の外国人ビジネス推薦官でもあり、「私はよく友人にこう言うんだ。私たち一家が黄浦で何年も暮らしているのを見て、ここがどれほど素晴らしいかわかるだろう」と語りました。
花展を見学する外国人上級管理職(撮影・海沙爾/解放日報)
同日、花展を観賞するほか、街道責任者とビジネスチームは外国人上級管理職に新天地商圏と黄浦区の発展の見通しを紹介しました。上海で最も国際的な都市部の一つとして、黄浦区は上海の対外開放の重要な窓口であり、地域内には外資独立法人機関が2700社近くあり、外資の経済への貢献度は長年40%以上を占め、多国籍企業の地域本部が81社、外資系研究開発センターが7カ所あります。
ビジネス環境の最適化に焦点を当て、黄浦区は国際的都市部の構築に力を入れ、外資系企業の事業展開や外国人の集積に便宜を図っています。淮海中路街道は外資系企業と外国人のために、外国人ビジネスサービス係及びビジネスサービス専用線を設置し、中国語と英語の両言語版外国人パートナーサービスパッケージを打ち出し、外資系企業にカスタマイズされた「執事式」サービスを提供しています。黄浦が新たに建設した外灘国際人材サービスセンターもこのほど、一般公開の試行運営を開始し、上海で就職・起業・学習・仕事・生活をする国際人材にワンストップ式のサービスを提供しています。
出典:上観新聞、解放日報