オリジナルミュージカル『スクール・オブ・ロック』、上海から全国ツアーをスタート
7月19日の夜、ミュージカルの巨匠アンドリュー・ロイド・ウェバーの大ヒット作、オリジナル英語ミュージカル『スクール・オブ・ロック』(School of Rock)が5年ぶりに上海のステージに戻り、これを機に全国ツアーを再開しました。
『スクール・オブ・ロック』のワンシーン(提供写真、以下同じ)
このブロードウェイの大ヒット作のロック・ミュージカルは、著名な同名のコメディ映画を脚色したもので、『オペラ座の怪人』や『キャッツ』で知られる「ミュージカル界のゴッドファーザー」アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲し、『ダウントン・アビー』の脚本家ジュリアン・フェローズと、2014年にブロードウェイでリバイバル上演された『レ・ミゼラブル』の演出家ローレンス・コナーをはじめとする一流のクリエイターが力を合わせて創り上げたものです。
『スクール・オブ・ロック』は、落ちぶれたロックスターのデューイが、生活のために教師を装って名門小学校で教える物語です。しかし、デューイは普通の教師のように数学を教えるのではなく、子供たちを最高にクールなロックバンドに仕立て上げようとします。デューイの新しいバンドは、保護者や校長の目を盗んでバンド・バトルで勝利することができるのでしょうか?それとも、デューイはやはり夢を諦め、現実に向き合わなければならないのでしょうか?このミュージカルは、同名の映画版の主題歌をそのままに、ウェバーが新たに12曲を作曲しました。これらの曲は物語の展開に合わせて、感染力のあるメロディーと心のこもったパフォーマンスを通して、登場人物の内なる感情や成長を描き出しています。
『スクール・オブ・ロック』の後、ウェバーが手かけたもう1つの世界的なミュージカル『オペラ座の怪人』が、8月27日より、上海大劇院で上演されます。ニューヨークのブロードウェイとロンドンのウェストエンドの2つの人気作品が同じ時期に上海のステージで上演されることは、上海のエンターテインメント市場が高度に国際化されていることを示しており、上海のミュージカル市場が全国のミュージカルファンを惹きつける存在になっていることも証明しています。
情報源:文匯報