第23回中国上海国際芸術祭が閉幕
11月17日夜、ジャガー上海シンフォニーホールで、トゥガン・ソヒエフの指揮のもと、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とピアニストの張昊辰によるロシア風情たっぷりの音楽の饗宴が催され、第23回中国上海国際芸術祭が幕を閉じました。
11月17日夜、トゥガン・ソヒエフの指揮のもと、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団とピアニストの張昊辰によるロシア風情たっぷりのコンサートがジャガー上海シンフォニーホールで披露されました。(写真・チャイナデイリー)
この1ヶ月間、80近い国と地域、中国国内の27の省・市・自治区から16000人以上の芸術関係者が370以上のイベント、1600以上のパフォーマンスを持ち寄り、オンライン・オフライン合わせて延べ1000万人以上の人々を魅了しました。その中で、観客の約24%が上海以外の省・市から、約8%が中国国外からの観客でした。
今年の中国上海国際芸術祭には世界中から著名なアーティストや団体が集まりました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、マリインスキー交響楽団、マリインスキー劇場バレエ団、ボリショイ劇場バレエ団、モンテカルロ・バレエ団、エイフマン・バレエ団といった豪華な陣容で、さらに、指揮者のヴァレリー・ゲルギエフ、ピアニストのマルタ・アルゲリッチ、ジャズの巨匠ウィントン・マルサリス、ヴァイオリニストのレノー・カプソン、有名なダンサーのロベルト・ボッレなども登場しました。
中国上海国際芸術祭センターの李明総裁は、「今回の芸術祭は、有名アーティスト、有名団体の参加率、初演・初展示の割合において、過去最高を記録しました。主要プログラムの56公演のうち、約6割が海外からの公演で、各種公演の9割近くが上海で初上演されています」と述べました。
中国上海国際芸術祭は芸術の祭典であり、人民のお祭りでもあります。今回の芸術祭は人民のための都市という理念を深く実践し、上海市民や国内外の観光客が、劇場の内外で、街角や路地で、多彩な芸術を楽しめるようにしました。また、この芸術祭は、身近に美術教育を体験できる大きな舞台も構築しました。大御所によるすべての年齢層をカバーするクラスや芸術鑑賞イベントといった、33のプログラムと94の公演からなる「芸術教育」が行われ、都市全体が美を感じ、美を理解する大舞台となりました。
情報源:解放日報