金爵賞「最優秀アニメーション作品賞」山田尚子監督:上海が大好き。アニメーションを通じてたくさんの上海のみなさんと繋がっていきたい
このほど、上海国際映画祭と上海テレビフェスティバルが閉幕したばかりです。今年の上海国際映画祭には、世界の5大陸の105の国と地域から3700以上の作品が出品・上映され、上海テレビフェスティバルには57の国と地域から1000近くの作品が応募されました。無数の川が海に流れ込むように、さまざまな国から作品や審査員、ゲストが集まる上海国際映画祭と上海テレビフェスティバルの国際的な影響力は日増しに高まるとともに、世界中の映画・テレビ関係者が、この近代的な国際的な大都市である上海の開放性、革新性、包容力を感じることでしょう。
上海市人民政府新聞弁公室、上海国際映画・テレビフェスティバルセンター、文匯報社の共同制作による短編動画シリーズ「世界の映画・テレビ関係者が見た上海」が6月23日より公開されました。第26回上海国際映画祭の審査員、第29回上海テレビフェスティバルの審査員、映画市場からのゲスト、映画祭の代表者、著名な監督、プロデューサー、外国人学者、留学生、映画教育分野の外国人などを招き、彼らの目に映る上海を語ってもらい、上海の魅力と活力を世界に発信します。
金爵賞「最優秀アニメーション作品賞」を受賞した山田尚子監督の最新の力作『きみの色』が上海でプレミア上映されました。青春ストーリーを得意とする山田監督は、豊かなイマジネーションで息を呑むほどのビジュアル効果を創り出しました。上海商城劇場での『きみの色』上映後の舞台挨拶で、山田監督は緑色のワンピースに身を包み、明るい光を放つかのようにステージに登場しました。すると1000人規模の劇場はたちまち歓声と拍手に包まれました。
第26回上海国際映画祭の金爵賞「最優秀アニメーション作品賞」発表当日の昼、まだ誰も結果を知らないとき、インタビューを受けた山田監督は、初めて上海に来た感想を「町がきれいだし、夜になったら、ライトアップだったり、すごく映画のなかの世界というか、すごく近未来のような(町で)、すごく楽しい。……私の住んでいるところでは見ない不思議な感覚で、ビルがすごく高いとか、とにかくご飯は美味しいとか。……アニメーションを通じて、たくさんの上海のみなさんと繋がっていけたらいいなと思いますし、大好きです」と語りました。詳しくは動画をご覧下さい。
(動画:文匯報)
情報源:文匯報