2025年ジャズ上海が10月に開催へ

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-08-13

2025年第21回ジャズ上海音楽祭は10月16日から26日まで開催されます。音楽祭は「ジャズ上海・音楽万博」をテーマに、前灘を中心に上海全体を盛り上げ、音楽の饗宴をもたらします。

今回の音楽祭は万博管理局、陸家嘴集団とJZ Musicが共催します。グラミー賞に19回ノミネートされ4度受賞したジャズの巨匠を含み、世界20カ国から300人のトップミュージシャンが、この10日間で120回以上の素晴らしい公演を披露します。

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2025年ジャズ上海(写真提供・上観新聞)

10月24日には、二人のジャズ界のレジェンド――「オランダのジャズクイーン」ローラ・フィジィ(Laura Fygi)と「ボサノヴァの女王」小野リサがジャズ上海で世界初共演を行います。

今年のジャズ上海は「屋内も屋外も全てステージ」を徹底的に実現します。商圏や公園では無料の公演が行われ、ショッピングモールでジャズのフラッシュモブに出会ったり、黄浦江沿いの緑地に寝転がってロマンチックなジャズのラブソングを聴いたりすることができます。メインイベントは前灘公園巷に上演します。この通りは完全に狂騒の「ジャズ通り」として閉鎖されます。2つの週末、複数のステージ、世界中から集まった数十の人気バンドが次々と登場します。

ラインナップには、スーパー・エレクトロ・スウィングバンドのキャラバン・パレス、グラミー賞受賞のミュージシャン6人を擁するファンクバンドのゴーストノート、コントラバスの巨匠パブロ・マルティン・カミネロ、フューチャージャズの先駆者ニルス・ペッター・モルヴェル、世界最古のジャズバンドの一つダッチ・スウィング・カレッジ・バンド、香港の新鋭ジャズバンド「Fountain de Chopin」などが含まれます。

中国で最も歴史ある影響力の大きい音楽祭の一つとして、ジャズ上海は常に社会的使命を心に刻み、ステージの設営から公演の消耗品に至るまで、使い捨てプラスチック製品の使用を減らし、全面的にリサイクル可能な材料を採用しています。さらに、有名な環境保護アーティストと協力し、インスタレーションを制作し、環境保護をテーマにしたインタラクティブ体験を展開し、音楽を通じて環境保護意識を喚起します。

10日間にわたる第21回ジャズ上海音楽祭は、単なる音楽祭ではなく、世界中を巻き込む音楽の「万博」でもあります。その時、中国、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、ルクセンブルク、日本、シンガポール、オーストラリア、ブラジル、イスラエル、イラン、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、ジョージアなど20カ国から計300人のミュージシャンが上海に集結します。異なるスタイル、言語、民族がここで交わり、ぶつかり合いと融合を通じて、音楽共同体を構築します。

出典:上観新聞