国内外の来賓が復興島に集結、AIイノベーションの未来を語り合う
100年にわたる産業の歴史を刻む復興島は現在、「グローバル・メイカー・アイランド」として、楊浦区の未来に向けた新たな窓口となりつつあります。10月10日午後、第38回上海市市長国際企業家諮問会議のサイドイベントが、楊浦区の復興島船台公園で開催されました。商用IoTソリューションプロバイダー「商米科技」、外骨格ロボット技術企業「傲鯊智能」、動画プラットフォーム「嗶哩嗶哩(ビリビリ)」など、「AI+サービス業」分野の企業11社が参加し、約90名の中国国内外の来賓が復興島に集結して最先端の技術を体験し、イノベーションの未来について語り合いました。
ブラジル出身のケネディ・アレンカー氏(Kennedy Alencar)は傲鯊智能のブースで、さまざまなロボット外骨格装置を体験し、「装置が体に余分な力を加えるため、使い始めは少し慣れませんでした。しかし、慣れてくるとずいぶん使いやすくなりました」と率直に語りました。彼は現在、中国で大規模な事業を展開しているブラジルの鉱業企業に勤務しています。「人工知能はさまざまな応用シーンで活用できます。私たちにとって重要なのは、AIが今後どのような方向に発展していくのかを見極めることです。安全性は常に生産能力よりも優先されます。今回の交流イベントは、将来に向けた事業戦略を考える上で大いに役立つでしょう」と同氏が付け加えました。
傲鯊智能のブース(写真提供・WeChat公式アカウント「上海楊浦」、以下同様)
現在、多くの企業は復興島に集積し、成長を遂げています。商米科技の張金普副董事長は、「復興島はグローバル・メイカー・アイランドとして、特に早い段階から『量子都市』というコンセプトを打ち出してきました。これは、当社が注力する『ビジネスのデジタル化』や『ビジネスのスマート化』とも深くつながっています。具体的には、デジタル化とスマート化を通じて、都市全体を可視化・インタラクティブ化するとともに、リアルタイム性、不可逆性、信頼性を備えるものにしていきます」と述べました。
会場で取材に応じる外国人来賓
会場では、外国人来賓たちも復興島の将来について、それぞれ異なる見解を述べました。ベイン・アンド・カンパニーのシニア・グローバル・パートナー、ブルーノ・ランヌス氏(Bruno Lannes)は、「私は上海に長年住んでいますが、まだ訪れたことのない地域がかなりあります。復興島は今後、科学技術イノベーションハブとして発展する見込みで、大きなチャンスを秘めています。こうした革新は一般利用者にとっても企業にとっても非常に価値のあります。特に、工業企業にとって導入が期待される新技術が数多くあります」と述べました。
一方、RHIマグネシタの中国・アジア太平洋地域総裁、馬世吉氏は、「ここでは、若手の起業家や若手人材に、新技術を研究開発する環境を整えています。将来、ここは必ずや大きな成功を収めると信じています。また訪れたいです」と語りました。上海に18年間暮らしてきた同氏は、ほぼ毎月のように街に新たな変化が生まれていると感じているそうです。
「中国ではすべてが『中国スピード』で進んでいます。あらゆる分野が急速に発展しています。ここには多くの若手人材が集まっています。未来に向けた理想的なプラットフォームだと考えています」と初めて復興島を訪れた同氏は語りました。「ここは素晴らしいです。大きな発展の可能性を秘めています」と付け加えました。
復興島は「グローバル・メイカー・アイランド」として、楊浦区の未来に向けた新たな窓口となりつつあります。今後、楊浦区はより優れたビジネス環境と、より開放的で革新的なエコシステムを整え、世界中の起業家や若手人材がここに集い、交流・協力を通じて未来を共に築くよう期待しています。
出典:WeChat公式アカウント「上海楊浦」