上海、映画館でのワールドカップパブリックビューイング 市内約50館に拡大へ

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-06-18

6月13日午前9時、米国、カナダ、メキシコの3カ国が共同開催する「FIFAワールドカップ2026」のアメリカ対パラグアイ戦のパブリックビューイングは、同日にオープンした「上海華夏古美影劇院」で行われました。

上映には、中国中央広播電視総台(CMG)の取得したFIFAワールドカップに関する新たなサイクルの放映権に基づく映像が使用され、チケットは一般な映画と同様に、猫眼(Maoyan)や淘票票(Taopiaopiao)などのオンラインチケット販売プラットフォームで購入できます。

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「上海華夏古美影劇院」の外観 (撮影・鐘菡/解放日報、以下同様)

上海華夏古美影劇院は古美文化・スポーツセンターの2階に位置し、館内および周辺の豊富なスポーツ資源を生かして、既存の文化劇場をリニューアルした施設です。

リノベーションにあたっては、施設本来の機能を保ちつつ、観客の視界を妨げないよう座席の配置を最適化しました。また、4Kプロジェクターや複数のプロ仕様音響機器のほか、ライブ配信専用の高速回線を導入し、安定したネットワーク環境で臨場感のあふれるパブリックビューイングを楽しめる空間を創り出しました。

当日、アルゼンチン代表のユニフォーム姿で長寧区からわざわざ足を運んできたサッカーファンの毛さんは、「自宅で一人で見るより、映画館でみんなで一緒に見たほうが盛り上がるし、雰囲気もとても良かった」と感想を語りました。

また、中国代表の元監督で、上海市サッカー協会元会長の朱広滬氏は、「スクリーンなら戦術のディテールやフォーメーションの変化がはっきりと見えるので、試合への理解もより深まるだろう」とコメントしました。

ワールドカップ期間中、同館ではサッカーファン向けの各種のカスタマイズサービスが提供されるほか、ワールドカップをテーマにした限定フード・ドリンクメニューも用意されています。また、ロビーにはスポーツをテーマとした展示スペースも設けられ、現在は上海市体育局の協力による卓球関連の貴重なコレクション展が開催されています。

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ワールドカップ期間中、同館ではワールドカップ限定メニューが登場。

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現在開催中の卓球関連の貴重なコレクション展

上海市電影局の関係者によると、映画館でのワールドカップパブリックビューイングは今後、市内約50館の映画館へと順次拡大し、上海市全16区をカバーする計画です。注目度の高いスポーツイベントによる集客効果を最大限に生かし、上海の映画館業界における業態開発と、文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合に向けた、再現性の高いモデルケースを構築していきます。

ワールドカップが佳境を迎える今後は、準々決勝、準決勝、決勝など注目カードのパブリックビューイングも予定されています。上映館の選定にあたっては商業施設との連携も進め、周辺の飲食店やスポーツ用品店などへの消費拡大にも繋げていく方針です。

上海初の「スポーツテーマ型映画館」として、上海華夏古美影劇院は今後、映画のプレミア上映や舞台挨拶、スポーツ関連映画の発表イベントに加え、「映画上映+交流会」などの新たな取り組みも実施し、公共文化サービスのさらなる充実を目指していきます。

出典:解放日報、上海人民政府網