「白洋淀杯」上海国際少年サッカー大会閉幕 国内外の少年選手が成長と友情を実感

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-08-06

2025年7月31日夜、第10回「白洋淀杯」上海国際少年サッカー大会が成功裏に閉幕しました。4日間にわたる熱戦の末、中国の少年サッカーチームU11、ラオスのW.I.G.NAGA、スペインのサッカーカタルーニャ代表がそれぞれ優勝、準優勝、第3位を獲得しました。

今大会は8人制のリーグ戦方式を採用し、スペインのサッカーカタルーニャ代表、日本のサンフレッチェ広島、韓国の光州神話青年サッカークラブ、ラオスのW.I.G.NAGAの4つの海外強豪チームと、中国の少年サッカーチームU11、浙江FC、広州市英華思力サッカークラブ、上海楊浦チームの4つの中国精鋭チームが楊浦区に集結し、熱戦を繰り広げました。

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「白洋淀杯」大会の様子(写真提供・上観新聞)

試合期間中、上海楊浦のメディアコンバージェンスプラットフォーム、東方体育日報などが主要試合を生中継し、大会関連のライブ配信、動画再生、インターネットメディア上の話題への総アクセス数は約5000万に達しました。

試合以外にも、大会組織委員会は青少年サッカートレーニングサロンを開催し、8つの出場チームの監督たちが「青少年サッカー人材育成モデル」について深く議論を交わしました。サンフレッチェ広島のマネージャーの森崎和幸氏は、Jリーグのクラブと大学体育連合が二本柱となって推進する育成システムについて紹介しました。

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日本のサンフレッチェ広島(写真提供・WeChat公式アカウント「楊浦体育」)

大会期間中、主催者は「サッカー+ナイトタイムエコノミー」をコンセプトに、江湾体育センターの周辺エリアでYEAHH PARKスポーツカーニバルを開催しました。大学路商店街と百聯ZX造趣場では「観戦チケット半券の提示で割引」キャンペーンを実施し、30店舗以上が限定特典を提供しました。ナイトマーケットには人々が溢れ、飲食店や文化クリエイティブ商品の屋台には長蛇の列ができ、サッカーのインタラクティブな体験活動には多くの子連れの利用客が参加しました。

主催者が企画した文化体験プログラムでは、日本やスペインなど海外チームの選手たちが中国の無形文化財の技を体験し、「気葉金蘭」や「福」の文字を自ら書きました。中国の文房四宝の大家である呉慶春氏がその場「白洋淀杯10周年」と揮毫し、会場から感嘆の声が上がりました。

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少年選手たちと文房四宝の大家である呉慶春氏の記念写真(写真提供・WeChat公式アカウント「東方体育日報」)

「白洋淀杯」が創設以来、上海の青少年サッカーを代表するブランド大会へと成長を遂げ、これまでに20カ国・地域以上から100以上のチームが参加し、1000人以上の少年選手たちがこの舞台で夢を追いかけています。

楊浦区体育局の関係者によると、今後も楊浦区の青少年サッカートレーニングエコシステムの構築を継続的に深化させ、小学校から高校までの「一貫育成システム」を構築し、テクノロジーを活用した選手発掘や、トレーニング・科学・医療の連携チームの構築などの取り組みを通じて、より多くの青少年サッカー人材を育成します。第10回大会の閉幕を迎えた「白洋淀杯」は、より開放的な姿勢とより高い専門性で、全国サッカー重点都市モデル地区のブランド大会という目標に向かって着実に進んでいます。

出典:上観新聞、WeChat公式アカウント「楊浦体育」、WeChat公式アカウント「東方体育日報」