2025上海フューチャースターカップ・サッカー大会が円満に閉幕

盛況のうちに閉幕した2025年上海フューチャースターカップ・サッカー大会(写真・大会主催者)
8月3日夜、2025上海フューチャー・スターカップ・サッカー大会が浦東サッカースタジアムにて幕を閉じました。決勝戦では、ブラジルのフルミネンセチームが、優れたチームワークと個々の選手の能力を武器に、2対0でポルトガルのベンフィカチームを下し、優勝を果たしました。上海市の解冬副市長が優勝チームにトロフィーを授与しました。

優勝したフルミネンセチーム(写真・大会主催者)
7月28日にマンチェスター・シティと上海チームによる開幕戦が行われ、世界トップクラスのU-16の若きサッカー選手たちが1週間にわたって上海に「青春の嵐」を巻き起こしました。決勝当日には1万177人の観客が「白玉碗」の愛称で知られるスタジアムに詰めかけ、主催者は臨時スタンド席を増設してファンたちの観戦ニーズに応えました。
決勝の終了とともに、出場8チームの最終順位も確定しました。優勝、準優勝を果たしたフルミネンセとベンフィカに続く3位から8位は、それぞれイングランド・チェルシー、イングランド・マンチェスター・シティ、中国・上海、フランス・マルセイユ、日本・ヴィッセル神戸、ドイツ・ライプツィヒRBとなりました。

決勝戦の観客動員率も絶好調(写真・大会主催者)
上海市サッカー協会副主席兼秘書長の林毅氏は記者の取材に対し、「ここ数年の経験を経て、上海チームの本大会での成績は年々上がっており、今年はライプツィヒRB、ヴィッセル神戸、マルセイユに連勝し、過去最高の5位という好成績を収めました。もう1つは観客動員数で、これまでは決勝チケットの販売枚数は約5000枚でしたが、今年は1万枚を突破し、チケットは入手困難となるほどの状況となりました」と述べ、今年の上海フューチャー・スターカップには2つの大きなブレークスルーがあったとの見方を示しました。
林毅氏は、「来年は女子チームも招待し、男子・女子それぞれ8チームの大会規模に拡大する予定です」と述べ、この上海発の大会は今後さらに規模が拡大するという朗報を発表しました。
上海フューチャースターカップは、上海市が自ら育てた国際的なユースサッカーのブランド大会として、2022年の創設以来、レアル・マドリード、インテル、マンチェスター・シティ、チェルシーなど、世界のトップレベルのユース育成チーム約20以上を招待・開催してきました。
出典:上観新聞、文匯報