英雄体育VSPO、「eスポーツ・アジアチャンピオンズリーグ」を開催
9月24日午後、上海を拠点とする企業、英雄体育VSPOが主催するアジア初の国際総合eスポーツ大会「eスポーツ・アジアチャンピオンズリーグ(Esports Asian Champions League、略称ACL)」が上海で正式に発足し、来年、eスポーツプレーヤーが観客と対面することになりました。
アジア初の国際総合eスポーツ大会「eスポーツ・アジアチャンピオンズリーグ(Esports Asian Champions League、略称ACL)」が上海で正式に発足しました。(チャイナデイリーに提供される写真)
第1回のACL大会は、英雄体育VSPOが新たに設立したアジアチャンピオンズリーグ財団によって運営され、英雄体育VSPOの共同創設者で取締役の王忻晹氏がACLのCEO兼ブランド責任者を務め、英雄体育VSPOの共同創設者でコンテンツ事業グループ総裁の謝帆氏がACLの会長を務めます。
また、ACLはeスポーツワールドカップ(EWC)のパートナーとして、サウジアラビア国家eスポーツ協会のフェイサル・ビン・バンダル会長がACLの名誉会長を務めます。リリースによると、近日中に、英雄体育VSPOとEWCとの間で、実施ゲームの選定や2025年EWC予選のマッチングについて活発な議論が進められているとのことです。
初開催となるACL大会は、アジアの主要の国と地域に「スカイリング」eスポーツ施設を設置し、高精度で地域を超えた革新的なXRゲーム競技エリアを再構築します。そして、さまざまな国のeスポーツプレーヤーがクラウド上で競い合う可能性を生み出し、観客にこれまでにない没入感とインタラクティブな体験を提供し、eスポーツ大会観戦の新たなマイルストーンを実現します。
フェイサル・ビン・バンダル会長は、アジアは非常に重要なeスポーツ市場であり、観客の規模も大きいと考えています。そして、「eスポーツ・アジアチャンピオンズリーグ」のプラットフォームを通じて、異なる地域や文化のプレーヤーをつなげ、eスポーツ関連技術の向上を促進したいと期待を寄せています。ちなみに、フェイサル会長は最近話題の中国3Aゲームの大作、「黒神話:悟空」のプレーヤーでもあります。フェイサル会長は「まだ第1章をクリアしたばかりです。これは中国の建築物、中国のキャラクター、中国の歴史文化が詰まっている印象的な中国のゲームです」と述べ、また、「今後、いかにして中国のゲームをeスポーツとより深く融合させるかに注目する必要がある」と語りました。
初開催となるACL大会は、ステージが完全にデジタル化された業界初の大会でもあります。今年7月、中国は国際標準化機構でeスポーツ作業部会を設立し、英雄体育VSPOはISO/NP25094-1とナンバリングされたeスポーツの国際標準のプロジェクトを成功に導きました。ACL大会の開催は、英雄体育VSPOが将来の、クラウドベースの仮想没入型スポーツイベントの基準を設定することを意味します。
ACL大会は、すべての人にeスポーツが誰でもできるようにするために、さまざまなタイプのオープン予選トーナメントを開催し、プロではないプレーヤーに公平なチャンスを提供し、専門的な選抜を通じて実力のあるアマチュアプレーヤーに特別な参入ルートを創設します。
情報源:上観新聞(Shanghai Observer)