5月10日午後、上海センターは「世界初の女子階段垂直マラソン、『上海センター女子階段垂直マラソン』を今年６月23日に開催する」と発表しました。

中国で最も高いビル、上海センター。（写真・Shanghai Observer）

ロードランニングやフリスビーなどの流行スポーツに参加する女性が増えてきている。（写真・Shanghai Observer）

上海センター階段垂直マラソンは今年で5周年を迎え、上海センターは新しい女子垂直マラソンを開催することを発表しました。この大会は、ますます拡大する女性スポーツコミュニティと活況を呈する女性スポーツ市場をターゲットに軽い競技の形式を通して、模索と実践を行い、スポーツへの参加による女性のエンパワーメントを実現させ、スポーツへの女性の参加と影響力を高め、スポーツにより「女性の力」を注入し、新たな活力を引き出すことを目指しています。また、女子大会は階段垂直マラソンのサブブランドでもあり、上海センター階段垂直マラソンがより発展するための基盤を築いています。

発表会では、上海センター階段垂直マラソンのアンバサダーとして、国際オリンピック委員会副会長、サマランチスポーツ開発基金の創設者で名誉会長のフアン・アントニオ・サマランチ氏がスピーチを行いました。同氏は、上海センター女子階段垂直マラソンの開催を祝福し、サマランチスポーツ開発基金が近年、スポーツ産業の人材育成やインキュベーションに取り組んでいることを紹介しました。

サマランチ氏は、上海センター階段垂直マラソンがオリンピック文化をより広めるであろうと信じている。（写真・Shanghai Observer）

サマランチ氏は大会のアンバサダーを務めるだけではなく、2018年には選手として大会に参加し、難なく完走した。（写真・Shanghai Observer）

上海センターは、今回の女子階段垂直マラソンの詳細なスケジュールを発表しました。大会は6月23日に開催され、コースは上海センタービルの79階から119階までとなります。レース前には3日間のイベントカーニバルが開催され、スポーツ愛好家に豊かな流行りのスポーツ体験を提供します。10日以降、参加者は上海センターの公式WeChatアカウント「上海中心SHTower」と公式ウェブサイトで参加を申し込むことができます。

大会組織委員会の代表であり、上海センタービル事業運営有限公司の梅雪総経理は、「上海センターは、自身のレースのベンチマークとしての優位性を活かして、女性の健康とスポーツへの情熱を引き出し、女性スポーツコミュニティを形成するとともに、女性スポーツの各段階で全面的なサポートを提供したいと考えています」と述べました。円卓フォーラムのセッションでは、女性スポーツ事業の発展、上海センター階段垂直マラソンを中心に、女性に優しいスポーツ環境の作り方、女性のスポーツ消費市場の発展トレンドなどの議題が様々な角度から討論しました。

2023年上海センター階段垂直マラソンの女子エリート組のトップ3選手。（写真・Shanghai Observer）

「上海センター階段垂直マラソン」は2017年から上海センターが構築した自主ブランドの大会。（写真・Shanghai Observer）

「上海センター階段垂直マラソン」は、2017年より上海センターによってつくられた自主ブランドの大会であり、これまで4回の開催に成功し、世界最大の規模、最高のポイント、最高のレース用ビル、を兼ね備えたトップイベントとなっています。世界初の女子階段垂直マラソンとして、2024上海センター女子階段垂直マラソンは、上海都市投資集団、陸家嘴管理局の指導の下、上海センターが主催し、サマランチ基金の支持の下、開催されます。

情報源：Shanghai Observer