上海市、「『一江一河』発展に関する第15次5カ年計画」を発表

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黄浦江と蘇州河は、上海市の顔であり、象徴的な空間でもあります。第14次五カ年計画以降、「一江一河(黄浦江と蘇州河)」沿岸地区では、「人民のための都市」という理念に基づく街づくりが着実に進められ、水辺環境と公共サービスは市民から広く高い評価を得ており、世界クラスのウォーターフロント地区の建設は絶えず新たな高みへと進んでいます。今後5年間を見据え、「『一江一河』発展に関する第15次5カ年計画」では、これまでの開放の成果をさらに固めて拡張するとともに、機能の融合、品質の向上、価値の創出を一段と重視する方針が示されました。同計画では、以下の五つの重点任務を明確に定めています。

第一に、水と緑が調和したウォーターフロントのネットワークを一層充実させます。黄浦江と蘇州河の本流沿いでは、新たなに4キロメートルの岸線の連続化を進めると同時に、支流沿いの岸線48キロメートルの延伸・拡張も進め、河川と直交する10本のウォーターフロント回廊の活性化や、4カ所の環状親水緑地景観の全面的な貫通を計画・推進します。あわせて、「一江一河一ベルト(黄浦江・蘇州河・外環沿いのグリーンベルト)」で交差する3箇所の結節点エリアの再開発と機能拡充を図ります。また、黄浦江沿岸では、ウォーターフロント緑地と公共空間を新たに100ヘクタール増やし、蘇州河では、大型結節点となる緑地100ヘクタールの活性化と質的向上を推進します。

第二に、全世代に配慮した質の高い水辺環境を形成します。空間の面では、ウォーターフロントの休憩施設、公共インフラ施設、フェリー埠頭などの複合利用を推進し、都心部における全長9キロメートルの高品質な水辺区間を構築します。交通の面では、蘇州河-黄浦江間の相互連絡と、水辺と後背地をつなぐアクセスを強化し、スローモビリティ体系を整備します。サービスの面では、あらゆる年齢層のニーズに応え、バリアフリー環境の向上と子どもに優しい空間づくりを持続的に推進します。

第三に、文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合により活力を引き出します。上海工業博物館をはじめとする10か所の高水準な公共施設の整備を加速させるとともに、歴史的建造物と産業遺産の保存・更新を推進します。遊覧船発着場の配置とサービス機能を最適化し、水上観光と岸辺の文化・商業・レジャーなどとの機能の相乗効果を高めます。発展の潜在力が高く、機能基盤が比較的良好で、周辺への波及効果が高い重点エリアを選定して総合的な計画を強化し、公共空間、文化施設、芸術的クオリティを一体的に捉えることで、資源の集積力、都市アイデンティティ、周辺への影響力に優れたウォーターフロントの活力拠点を複数創出します。

第四に、未来をリードする中核機能を集積させます。産業の空間配置を最適化し、黄浦江の両岸地域のコラボレーションと各区間の連携を強化することで、全体として差別化された役割分担、協調、および健全な競争という発展の方向性を確立します。外灘—陸家嘴—北外灘からなる「黄金の三角エリア」の先導的・模範的な役割を最大限に発揮させるとともに、万博—前灘—徐匯濱江からなる「新たな黄金の三角エリア」の総合的な機能の飛躍的向上を推進します。また、万博浦西エリアの都市型科学技術イノベーション、徐匯区西岸人工知能、楊浦区オンライン新経済、閔行区「大零号湾(グランドネオベイ)」など、「新質生産力(新たな質の生産力)」の集積・発展を重点的に後押しします。さらに、復興島や「大呉淞」地区の質的向上・高度化を革新的に推進し、高橋や呉涇などの戦略的地区における構造転換および発展を秩序立てて推進します。

第五に、「共同建設・共同管理・成果共有」のガバナンスモデルを構築します。まず、多元的な共同管理体制を強化します。部門横断・地域横断の協同メカニズムの更なる整備を進め、全過程にわたる人民民主の実践を拡大することで、公共空間の管理を政府による単独管理から多様な主体の共同参画へと転換します。もう一方で、スマート化によるエンパワーメントを推進します。2030年までに、既に整備・開放されたウォーターフロント岸線区間におけるオンラインサービスの全域カバーを実現し、計画策定の科学性向上、参画の拡大、きめ細やかなサービスの提供、ガバナンスの効率化を推進します。

※上記日本語翻訳は参考用です。正式な内容は中国語版をご確認ください。原文と翻訳文に相違がある場合、中国語版が優先されます。

出典:上海市人民政府