上海市スポーツ発展「第15次5カ年計画」が発表、2035年までにスポーツ総合発展力を世界トップクラスに
上海市は「上海市スポーツ発展『第15次5カ年計画』」を発表しました。同計画では、2030年までに上海が世界的に有名なスポーツ都市の建設を引き続き深化させ、スポーツ事業を都市発展に深く融合させるとともに、市民のスポーツ参加度や大会の総合的な機能・水準、テクノロジーの応用水準を全面的に向上させ、2035年までに、より高い水準の世界的に有名なスポーツ都市を全面的に構築し、スポーツの総合的発展力を世界トップクラスに押し上げることを明確にしました。
新たな5年間において、上海のスポーツ分野は「人民都市」という理念を徹底的に実践し、改革・イノベーションを中核とし、融合発展を道筋として、以下の4分野の取り組みを重点的に推進していきます。
普遍性・均等性に重点を置き、さらに高水準の全住民の健康増進を目的とする公共サービス体系を構築します。フィットネススペースの供給を引き続き拡大するとともに、都市再生を通じて街角の空き地や遊休地、水辺の緑地などの資源を有効活用し、屋外のレジャースポーツ環境を充実させます。また、市営スポーツ施設の機能向上や改修を推進し、全年齢層に対応した施設配置体系を構築します。市・区・街鎮の3層からなる大衆スポーツ大会体系を整備し、「週にイベントあり、月に大会あり」という定期開催を実現します。さらに、スポーツと医療・健康との融合的発展を深化させ、年間平均2万回以上のスポーツ・健康サービスを提供するほか、高齢者向けスポーツ・健康拠点の質の向上と対象者の拡大を図り、夜間フィットネス教室の普及を推進します。
都市型競技スポーツに焦点を当て、中核競争力を育成します。スポーツと教育の融合を深化させ、児童・生徒の1日あたりの2時間以上の総合的なスポーツ活動時間の確保を徹底し、青少年が2種類以上のスポーツスキルを習得するように導くことで、青少年スポーツの基盤を固めます。市・区・学校の3層からなる次世代人材育成体系を整備し、「一貫育成制」モデルを最適化し、「第15次5カ年計画」期間中にナショナルチームやプロチームに500名以上の優秀な人材を送り出すことを目指します。また、オリンピック重点種目の配置を最適化し、専門的な大会準備体制を整備するとともに、社会組織・民間による選手育成を奨励し、トレーニング・科学・医療のデジタル化・スマート化を深化させることで、競技スポーツの大会準備のレベルを全面的に向上させます。
スポーツイベントによる都市の活性化に焦点を当て、「上海大会」という都市の看板を磨き上げます。大会のレベルを引き続き向上させ、世界トップクラスの新たな大会を1~2件積極的に誘致するほか、2028年オリンピック予選シリーズを高い基準で開催します。また、F1やATPマスターズといった定番大会を引き続きアップグレードし、上海マラソンのアボット・ワールドマラソンメジャーズ入りを全力で推進し、独自の自主開催大会IPを強化します。文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合を深化させ、大会の開催エリアを商圏や観光地、街角へと広げ、関連サービスを拡充することで、誰もが参加できるモデル大会イベントを作り上げます。さらに、大会サポートを細分化し、運営の専門化・国際化レベルを引き上げることで、上海の都市としての魅力とサービス能力を十分に示します。
イノベーションの融合に焦点を当て、スポーツ産業発展の新たなエコシステムを育成します。多様化・個性化するスポーツサービスと夜間スポーツシーンを充実させ、スポーツIPの価値を最大化します。モータースポーツ、テニス、馬術、セーリングなどの特色あるスポーツ産業チェーンを深掘りし、eスポーツやバーチャルスポーツ、スポーツ×テクノロジー事業を力強く発展させるとともに、ピックルボールやブレイクダンスといったトレンドスポーツを普及させ、優れた地元スポーツ事業者を育成します。また、長江デルタ地域におけるスポーツ分野の協同発展を深化させ、全国サッカー発展の重点都市建設を推進してプロスポーツの質の向上を図ります。「一江一河(黄浦江と蘇州河)」の都市空間を活用して誰もが利用しやすいスポーツ環境を整備し、スポーツ資源・大会機能を「5つの新城(嘉定・青浦・松江・奉賢・南匯)」に重点的に振り向け、都市部と農村部におけるスポーツの均衡ある質の高い発展を後押しします。
上海市は今後も、政策供給の強化、スポーツ分野の改革深化、リソース保障の整備に引き続き取り組み、スポーツ事業発展に向けた制度的環境を持続的に最適化し、「第15次5カ年計画」に掲げられた各目標と任務の遂行に全力を尽くし、世界的に有名なスポーツ都市の構築を引き続き推進していく方針です。
※上記日本語翻訳は参考用です。正式な内容は中国語版をご確認ください。原文と翻訳文に相違がある場合、中国語版が優先されます。
出典:第一財経