上海市は本市の農業の科学技術における革新の推進を加速する実施意見を発表

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上海市青浦区、ある農民がトラクターを運転して畑を耕している時、シラサギが地面で飛び上がっています。(写真・高爾強/チャイナデイリー)

上海市の農業の科学技術における革新能力をさらに高め、現代都市の農業発展を推進し、農村の全面的振興を促進するため、上海市政府は本市の農業の科学技術における革新の推進を加速する実施意見を発表しました。

この計画で、2030年までに、農業の科学技術における革新の体制と仕組みの改革が深化され、農業に携わる大学、研究機関、企業間の協力による新型革新システムがより活力があり、都市現代農業の質の高い発展において顕著な進展を遂げるという目標が掲げられています。

同計画は、競争力のある品種に焦点を当て、現代育種技術を活用して育種の革新的な優位性を強化すること、合成生物学技術を発展して生物製造の潜在能力を掘り起こすこと、およびスマートデバイスなどの先進技術によって現代農業施設のモデル転換・高度化を行うことが提案されています。

また、同計画は、農業研究機関の評価制度、農業科学技術人材の評価制度、および農業科学技術成果の転化制度の改革を推進することを強調しています。

農業の革新を推進するため、同計画では、現代的な種子産業イノベーションプラットフォームの構築、農業に携わる科学技術企業の育成と拡大、農業に携わる科学技術企業の集積エリアの構築も提案されています。

さらに、農業科学技術のイノベーション・起業のエコシステムを最適化するため、同計画は、農業科学技術プロジェクトシステムの再構築、農業科学技術金融製品の創設、国内外の交流と協力の深化も強調しています。

このほか、同計画は、農業科技イノベーションのニーズに適したクロスオーバー人材の育成、資金投入の増加、イノベーション保護とサービス能力の向上を強調しています。

 

なお、関連文書は、中文で作成され、日本語に翻訳されます。中文版が正本であり、日本語版は参考として作成されます。これら両言語版の間に矛盾抵触がある場合、中文版が優先します。

情報源:上海市人民政府