中国高速鉄道ペット託送サービス利用ガイド
4月8日より、中国鉄道は、北京-上海高速鉄道の北京南駅、済南西駅、南京南駅、上海虹橋駅、杭州東駅の5駅間のG119/118、G121/122、G127、G134、G183/184、G195/196の10列車で、高速鉄道ペット託送サービスの試験的運用を開始しました。
この託送サービスは「人とペットが同じ列車で出発・到着する」という原則が採用され、乗客は鉄道12306アプリの「ペット託送」機能で該当列車を検索し、出発の2日以上前に乗車券を購入し、同列車でのペット託送サービスをオンライン予約する必要があります。予約完了後、乗客は健康状態が良好で、体重15kg以下、肩高40cm以下の家庭で飼われている犬や猫のペット1匹を同じ列車で託送することができます。
以下は詳しい操作手順です。
(注:鉄道12306ウェブサイトとアプリは英語版がありますが、「ペット託送サービス」機能は現在、中国語のみです。)
1. 鉄道12306アプリをダウンロードし、ログインする。

2. ペット託送サービスのページに入る(2日以上前にペット託送サービスを予約する)。

3. 出発駅・到着駅・託送期日を選択して空き状況を確認し、利用可能な列車を選択する。


4. ペット情報入力ページで、託送人・受取人・ペット情報を入力する。

5. 注文を送信後、注文を再度確認し、誤りがなければ「注文確定」を押す。

乗車当日、事前にペットを連れて、乗車券購入時に使用した有効な身分証明書、および有効期間内の「動物検疫合格証明書」を持参の上、出発駅の中国鉄道高速輸送営業所にて託送手続きを行ってください。目的地の駅に到着後、乗客はSMSまたは電話の案内に従ってペットを受け取ります。
試験的な高速鉄道ペット託送サービスは輸送距離をもとに輸送料金を計算します。試験期間中には標準費用の7割が適用されます。1000キロ(含む)以内は360元(約7050円)/匹、1000キロ~1500キロ(含む)は460元(約9010円)/匹、1500キロ~2000キロ(含む)は660元(約12950円)/匹、2000を超える場合は860元(16850円)/匹で、また、2000元(約4万円)の基本保険が自動付帯されます。

高速鉄道で上海から北京へ向かう猫(写真・上観新聞)
高速鉄道ペット託送サービスに関する詳細は、12306および95572のカスタマーサービスホットラインにお問い合わせいただくか、鉄道12306アプリでご確認ください。試験的サービスの期間中、中国鉄道は幅広く乗客の皆様の意見や提案を受け入れ、高速鉄道ペット託送サービスをさらに改善し、乗客の皆様の移動に更なる利便性を提供いたします。
出典:国鉄集団