夜の博物館を楽しむ!上海のナイトミュージアム
上海市文化観光局によると、12月の毎週金曜日、土曜日には、上海博物館(人民広場館)は夜間開館を実施し、21:00(19:00入館停止)まで開館時間を延長する予定です。ご興味のある方は、ぜひ行ってください。予約については、下記の情報をご参考ください。また、上海博物館のほかに、複数の博物館や美術館も仕事の後に寄っていくことが可能です。詳しくは下記にまとめますので、ご参考ください。
(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
上海博物館(人民広場館)の予約について、WeChatで「上海博物館訪問予約」のミニプログラムを検索して入館予約を取ることができます。
開館時間:9:00-21:00 (入館は19:00まで)、毎週月曜日に休館(法定休日・祝日を除く)
夜間定員:1回あたり3000人増加、満員次第に予約受付停止。
住所:黄浦区人民大道201号
おすすめイベント
「ピラミッドの頂:古代エジプト文明展」
「ピラミッドの頂:古代エジプト文明展」(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
上海博物館の史上最大規模の特別展です。総面積が3000平方メートルに達する展示スペースの中で、展示説明、文化財陳列、デジタル技術を通じて、来場者にユニークな没入式の見学体験を提供します。
同展に古代エジプト文明の異なる時期の492組788点の貴重な文物が集まっており、そのうちの95%以上はアジアで初出展となり、古代エジプト文明の姿を物語っています。
「消えたファラオ:クフ王のピラミッド没入型探検体験展」
「消えたファラオ:クフ王のピラミッド没入型探検体験展」(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
上海博物館はまた、中国の有名な没入型探検体験ブランド「博新全宇宙」(The Metaverse Project)と手を組んで、古代エジプト文明展の全宇宙展示ホール「消えたファラオ:クフ王のピラミッド没入型探検体験展」を作ります。観客は最先端のバーチャルリアリティ技術を通じて、45分間の「タイムトラベル」の中で、世界的人気のVR展示を体験することができます。このVR展示イベントは別途チケットを購入する必要があり、「博新全宇宙」のミニプログラム、あるいは会場で購入することができます。
上海博物館のほかに、以下の博物館や美術館も仕事の後に寄っていくことが可能です。
1 浦東美術館
浦東美術館は年中無休だけでなく、夜間開館も開始しています。現在、同美術館では3つの特別展と1つの体験イベントが開催中です。
浦東美術館(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
3つの特別展は、浦東美術館とテート美術館(Tate Modern)共催の2つ重要な展覧会「J.M.W.ターナーと対話:崇高な響き」と「エル・アナツイ:紅月の後」、そして芸術家の曹斐の個展「潮汐宙合」です。
体験イベントは同館初のVRバーチャルリアリティ体験特別プロジェクト「ゴッホ」です。独特な形で体験者たちにゴッホの世界とその色使いを感じ、ゴッホが人生最後の時間で創作した芸術の名作を感知してもらいます。
開館時間:10:00-21:00(入場は20:00まで)
住所:浦東新区濱江大道2777号
2 龍美術館(西岸館)
観客が夜にも見学できるように、龍美術館(西岸館)は毎週金曜日から日曜日まで、開館時間を20:00(入館は19:00まで)に延長しました。
龍美術館(西岸館)(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
最近、同美術館で4つの展覧会が開始し、「50-90:龍美術館10周年特別展」「白光黒影ーー蔡斯民のレンズに映る呉冠中と呉冠中作品展」「王郁洋:絵画」「Daniel Crews-Chubb:不朽」「時代と共に:中華人民共和国成立75周年を祝う特別展」という5展が今開催中です。観客は仕事が終わった後に立ち寄ることができます。
冬期の開館時間(11月1日から翌年3月31日まで):火曜~木曜は10:00-17:30(入館は16:30まで)、金曜~日曜は10:00-20:00(入館は19:00まで)。
住所:徐匯区竜騰大道3398号
3 How美術館
現在、How美術館で蒋志の個展「Please Play On」、曹澍の個展「名残とテルミン(Aftergloe and Theremin)」、沈少民の個展「魚人鳥:三幕劇( Fish, Bird, and In Between: A Play in Three Acts)」、HOW AI+デジタルアートシーズン重要展 「未来生命ファイル」という4つの展示イベントが開催中です。
How美術館(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
開館時間:火曜~日曜12:00-20:00
住所:浦東新区祖沖之路2277弄1号
4 震旦博物館 (オーロラ博物館)
高層ビルが林立する陸家嘴金融区、金色に輝く震旦国際ビルのそばに、円形と方形を組み合わせた設計が採用され、控えめでありながら華やな建物が「黄浦江沿いの文化の宝箱」である震旦博物館です。
震旦博物館 (写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
毎週金曜日、震旦博物館の開館時間は21:00まで延長されます。常設展のほか、同館の「夜間講座」に参加することもできます。
開館時間:火曜~日曜は10:00-17:00、金曜は21:00まで延長、月曜に休館。
住所:浦東新区富城路99号
出典:上海市文化観光局、WeChat公式アカウント「上海発布」