飼い主のルールとマナー

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(写真・VCG

飼養される動物が他人に損害を加えた場合、当動物の飼い主、または管理者が損害を受けた方に損害を賠償する責任を負います。意図的に飼養動物をあやして損害を受けた場合は、当動物の飼い主、または管理者は責任を軽減・免除されることができます。ただし、当動物はチベタン・マスティフなどの飼養禁止の犬種であれば、軽減・免除しません。損害賠償にあたり、飼い主、または管理者は損害を受けた方が飼養動物による怪我で発生する医療費、栄養費、介護費、休業補償給付金、交通費、衣類の弁償代などを賠償します。精神上の損害を加えた場合、また精神損害慰謝料を、後遺障害が残った場合、後遺障害慰謝料を、人を死亡させた場合、死亡慰謝料を賠償しなければなりません。

飼養動物を放任して他人に迷惑をかけた場合、罰金を科します。飼養動物を駆り立てて他人に怪我をした場合、拘留及び罰金を科します。飼養禁止の危険な犬種を飼ってはいけません。安全を確保するために飼養動物に必要な制限措置を取らなければなりません。例えば、犬をつれて出かける時、鑑札をつけ、大型犬に口輪をつけ、2メートル以内のリードでつなぎ、そして混雑した場所でリードを縮め、排泄物を即時に処理しなければなりません。オフィスビル、学校、病院、体育館、博物館、図書館、 文化・エンターテイメント場所、空港と港湾の待合室、飲食店、モール、ホテルなどの場所や公共交通システムへの連れ込みが禁止されています。飼い主がペット賠償責任保険に加入することを推奨します。

情報源:中華人民共和国民法典、中華人民共和国治安管理処罰法