2026年北外灘国際海運フォーラムが開催 成果発表数は60件超

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-10-23

10月20日から21日にかけて、2026年北外灘国際海運フォーラムが上海で開催されました。2日間にわたる今回のフォーラムは、「共通の課題、共通の使命――世界海運のレジリエンス向上を共同で促進」をテーマに、世界の海運ガバナンスが直面する課題と機遇を踏まえ、世界の海運ガバナンスにおける新たなビジョンについて論議しました。

今回のフォーラムでは、開幕式に加え、国際海運と国際航空の2つのメインフォーラムが設けられました。また、海上交通安全、金融・保険、デジタル・スマート化、グリーン・低炭素化、司法・仲裁の5つのテーマ別フォーラムが開催されたほか、上海浦東国際海運ウィークやグローバル海事フォーラム大会などの関連イベントも同時開催され、計60件以上の関連イベントが行われました。

今回のフォーラムは、例年より豪華なゲスト陣を揃え、開会式には海外から約200人の来賓が参加し、過去最多となりました。国際海事機関(IMO)の事務局長をはじめ、各国の閣僚級の来賓が出席・登壇したほか、ボルチック国際海運協議会 (BIMCO)、国際航空運送協会(IATA) 、国際海上保険連合(IUMI) などの業界団体や、CMA CGM 、マースク、エティハド航空 などの大手企業、さらにはロサンゼルス港やシンガポール港など世界有数の主要港の代表者が一堂に会しました。

開会式では、上海市人民政府と中国民用航空局による「新時代・新たな道のりにおける上海国際航空ハブ戦略計画」が発表されました。同計画では、上海が国際航空ハブとして、現在の浦東国際空港・虹橋国際空港の2空港体制から、浦東国際空港、虹橋国際空港および南通新空港で構成される「2地域3空港(両地三場)」の新たな体制へと移行する方針が明確に示されました。

また、フォーラム期間中には、上海・香港間の海運・航空分野における質の高い協調的発展をさらに推進するための戦略的協力覚書、上海市人民政府と国際航空運送協会(IATA)との協力覚書など、政府機関間の協力文書や先導的な成果、グリーントランスフォーメーション、高付加価値な海運サービスの革新に関する成果も多数発表され、総発表数が60件を超えて過去最多を記録しました。

北外灘国際海運フォーラムは、上海市人民政府と中国交通運輸部が共同で主催する国際的な海運業界フォーラムです。2021年の初開催以来、海運業の持続可能な発展を促進するとともに、中国の交通強国建設を後押しすることを目的としています。

同フォーラムは、中国で開催される海運業界における最高峰の会議であり、今や世界の海運領域における代表的な年次イベントへと成長しています。上海が世界の海運ガバナンスへ参画し、国際的な交流・協力を強化するための重要なプラットフォームとなっています。

出典:浦東人民政府網