長江デルタ地域「G60科学技術イノベーション回廊」9都市が集結、イノベーションを共同推進

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-06-04

6月1日、「長江デルタ地域G60科学技術イノベーション回廊・『イノベーション大連合(Grand Union of Innovation:GUi)』科学技術イノベーションおよび産業イノベーションの質の高い融合的発展大会」が、安徽省合肥市で開催されました。同回廊の発端の地である松江区は、一連の地域横断的な産業連携プロジェクトの契約を締結し、イノベーション・エコシステムを共同で構築・育成していく方針です。

大会では、長江デルタ地域G60科学技術イノベーション回廊「海外ステーション」の第1陣となる12拠点の設立協定が正式に締結・発表されました。

同ステーションは、G60聯席会議弁公室 (以下「G60聯席弁」)が9都市の推進事務局および海外展開支援アライアンスの国際協力プラットフォームと共同で推進するものです。事前募集では、アジア、欧州、アフリカ、米州、オセアニアの主要国をカバーする30カ所の候補地が推薦されました。総合的な評価を経て、最終的にカザフスタンの上海協力機構モデル区アルマトイビジネスセンター、タイの泰中羅勇工業パーク、シンガポールの蘇州工業パーク国際ビジネス協力センターなど12拠点が、第1陣の「海外ステーション」として選定されました。

G60聯席弁の副主任で、松江区科学技術イノベーション発展弁公室主任を務める陳超氏は、「G60海外ステーションは企業の国際化における実際のニーズを踏まえ、『現地定着』『専門的支援』『戦略的拡大』を中核とする3段階のオフラインサービス体系と、1つのオンラインデジタルプラットフォームを構築していく」と述べました。

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会場の様子(写真提供・主催側)

また、同大会では「長江デルタ地域G60科学技術イノベーション回廊・航空宇宙情報および応用産業アライアンス」の設立も発表されました。同アライアンスは、低軌道衛星通信網である「千帆コンステレーション 」が重点を置く8つの応用市場と32の細分化された業界を軸に、G60回廊の9都市から集まった航空宇宙情報および端末応用分野の企業、研究機関、業界団体など80以上の組織をマッチングさせています。

陳超氏は、「『千帆コンステレーション』の衛星ネットワークの構築は急速に進展しており、現在はすでに162基の衛星が軌道上に投入されている。2026年末までにさらなる配備を完了させ、産業応用が爆発的に普及するための基盤を整える予定だ。こうした背景のもとでアライアンスを結成した狙いは、地域間連携におけるボトルネックを解消し、技術イノベーションを実際の産業成果へと結び付けることにある」と述べました。

大会ではさらに、「長江デルタ地域G60科学技術イノベーション回廊科学技術サービス業アライアンス」「国家級経済技術開発区・総合保税区アライアンス」「企業M&Aサービスアライアンス」も同時に設立されました。これは、9都市の連携が「単なる相加」から「一体化」へと向かう、制度面での画期的な進展を象徴するものです。

G60聯席弁産業グループ責任者の許士東氏は、「G60科学技術イノベーション回廊のコアコンピタンスは『協調・連携』にある。現在までに30以上の産業アライアンスが結成されており、今年はアライアンスの管理規則を打ち出し、参入・退出メカニズムを構築することで、産業ブランドの価値を継続的に高めていく。また、地域横断的な共同研究開発の仕組みを通じて、9都市は力を合わせて技術面の難題の克服に取り組んでいる」と述べました。

出典:解放日報、光明網