『Time Out』が選ぶ「世界最高の都市」ランキング、上海が第2位に

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-03-17

英国の都市文化誌『Time Out』は3月11日、2026年版の「世界最高の都市」50選を発表しました。上海は第2位に選ばれ、アジア最高位となりました。

上海がランクインしたのは初めてではありません。2021年には第17位、2025年には第9位に上昇し、今年は世界第2位に躍進しました。順位の継続的な上昇は、生活体験を中心とした評価体系において、上海の国際的な魅力が着実に高まっていることを明確に示しています。

『Time Out』が上海を選んだ理由は、主に4つの点に集中しています。それぞれ都市の風格、日常の体験、開放性、文化的魅力です。

まず都市の風格について、『Time Out』は上海が歴史の厚みと未来感を兼ね備えると評価しています。西洋建築と中国の伝統的な街区が共存し、新しいテーマレストラン、海外の人気ブランド、特色のあるカフェやクリエイティブなバーが次々と登場しています。よく1本の通りでいくつものスタイルを楽しむことができます。この新旧が混ざり合い、持続的に成長する都市の風格は、多くの国際大都市とは異なります。

居住体験について、上海は今回のランキングで「全体的な手頃さ」の最高得点を獲得しました。データによると、外食が手頃だと感じる住民は88%、コーヒーを飲んだり映画を見たりするなどの文化的消費が手頃だと考える住民は90%、自転車での移動が便利だと答えた住民は78%でした。このような一般市民の日常生活に密接に関わる指標は、都市の「住みやすさ」を測る「温度計」です。

政策面では、『Time Out』は特に、中国が近年ビザ免除措置の適用範囲を継続的に拡大し、50カ国に対して一方的なビザ免除措置を実施し、29カ国とのビザ相互免除を実現しており、しかもその範囲がさらに拡大しているとしています。これにより、インバウンド客が上海を訪れることがより簡単になりました。

同時に、ソーシャルメディアでの情報発信も、中国に対するステレオタイプを打ち破っています。一方では、「中国人になろう」というネットミームが海外のソーシャルメディアプラットフォームで話題となり、ますます多くの外国人が「中国式の生活」を真似する投稿が寄せられています。他方では、外国人観光客がカメラを通じて中国での生活の隅々を紹介し、都市交通からデジタル決済、飲食消費まで日常の様子を映し出しています。こうしたリアルな共有により、さらに多くの外国人が中国文化、都市の様子、発展と革新に対してますます強い興味を持つようになりました。

ランキング全体を見ると、今年の1位はスポーツイベント、芸術文化、飲食の多様性で知られるメルボルンです。エディンバラは歩行のしやすさや緑地の多さ、盛りだくさんの文化イベント、住民の幸福感の高さで第3位を獲得しました。第4位から第10位はロンドン、ニューヨーク、ケープタウン、メキシコシティ、バンコク、ソウル、東京の順となっており、それぞれ文化、環境、消費、ナイトライフ、都市の雰囲気などの面で高い評価を受けています。

従来、都市間競争のコア指標には、資本、人材、情報、機関のグローバルな連携能力だけでなく、経済規模、地域本社数、研究開発の能力、国際的影響力も含まれています。しかし近年、ますます多くの都市ランキングが「ソフト指標」、つまり文化の密度、街の活力、消費の便利さ、都市の雰囲気、生活の質を重視するようになっています。

これから分かるように、現在の都市の競争力はもはや生産効率や資本の集積だけをめぐるものではなく、より多様で、より繊細で、より人々のニーズに寄り添うものになっています。この意味では、上海がこの新しい「都市のナラティブ」で世界第2位を獲得したことは、それ自体が注目に値する出来事です。

出典:上観新聞