「夢は東方から:洋山深水港開港20周年記念展」が上海で開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-12-17

「夢は東方から:洋山深水港開港20周年記念展」が12月10日、中国航海博物館で開幕しました。関連展示品は洋山港が青写真から現実へ、「追い付く」から「リードする」までの奮闘の道のりを全貌で示し、国家戦略にサービスを提供し、世界貿易を強化する新たな章を共に書くことを呼びかけています。

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「夢は東方から:洋山深水港開港20周年記念展」の会場(写真提供・取材先)

本記念展は、「突破の道」「洋山での戦い」「東方の大港」の3つのセクションに分かれており、洋山深水港区が時代の発展と国家戦略に的確に対応し、大陸から離れた複雑な島礁地形を利用して大型の現代化コンテナハブ港区を建設する先駆けとなったことを示しています。2005年12月10日に洋山一期が竣工・開港し、上海にコンテナ深水港がなかった歴史に終止符を打ちました。さらに2017年12月10日には洋山四期港区が完成し、世界最大規模で最先端かつ環境に配慮した省エネ型の全自動化埠頭となり、その中核的な突破は独自に開発した自動化埠頭作業管理システムにあります。

2025年は洋山港開港20周年に当たり、20年にわたりコンテナ取扱量の安定成長を維持し、上海港が急速に世界一のコンテナ取扱量に躍り出る重要な支えとなりました。また、グリーン・トランスフォーメーション(GX)の成果は顕著で、LNGやメタノールなどの多様なクリーン燃料供給システムを構築してきました。国際輸送ハブとしてのレベルは持続的に向上し、航路ネットワークは引き続き充実させ、サービス効率は継続的に最適化されることで、上海国際輸送センターが世界航路ネットワークにおける中核的な地位をさらに固め、向上させています。

本記念展は上海市交通委員会の指導の下、中国航海博物館が主催し、10社以上の港湾・海運関連企業が協力するもので、開催期間は2026年2月26日までとなっています。

出典:新華網