外国人献血キャンペーン 上海

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-12-16

12月14日、上海市血液センターにおいて、上海市人民対外友好協会と上海市血液センターが共催し、外国人献血ボランティアチーム「Bloodline血縁」が企画した「命を守る熱血の天使」外国人献血キャンペーンが予定通り開催されました。世界各国から集まった70名以上の外国人が、他人の命を救いたいという願いを胸に献血を行いました。

图片17.png

(写真提供・WeChat公式アカウント「上海友協」)

「Bloodline血縁」は上海在住の外国人で構成される献血ボランティアチームです。長年にわたり「気軽に献血に参加できるボランティア」という初心を貫き、無償献血の普及に積極的に取り組んでいます。今回の活気あふれる「公益パーティー」では、様々な国から集まったボランティアたちが自発的に企画した特色豊かな芸能プログラム、躍動感あふれるダンス、優雅な音楽が次々と披露されました。楽しい雰囲気の中で「献血で命を救う」という公益理念を伝え、さらに上海の開放的かつ包摂的で、熱意と善意にあふれた精神を体現しました。

式典において、上海市人民対外友好協会の景瑩氏は「Bloodline血縁」の創設者に、同協会第六期理事会海外名誉理事の認定書を授与しました。

創設者・アシシュ氏は会場で、上海での公益活動について自身の経験を語りました。2003年に上海に来て以来、彼は毎年上海児童病院と上海市血液センターで2回の公益献血活動を主催し続けています。これまでに献血回数は60回に達しています。

图片19.png

(写真提供・WeChat公式アカウント「上海友協」)

上海市対外友好協会の海外名誉理事の称号について、アシシュ氏は「これは長年上海に貢献してきた自分への評価です」と述べました。彼は「あなたの塩を食べたら、返さなければならない」というネパールの諺で上海との深い絆を表現し、「上海が与えてくれた機会と温かさに感謝すると同時に、献血などの形でこの街に恩返しする決意を固めました」と語りました。

上海アメリカンハイスクール国際部の高校2年生のボランティア・馮晞璿さんは活動現場で、「私は上海で育ち、2年前に兄を通じて『Bloodline血縁』という献血団体を知りました。これまで積極的に公益活動に何度も参加し、将来的には学校で年2回の献血を恒例行事として定着させ、上海市血液センターに貢献したいと考えています」と述べました。

图片18.png

(写真提供・WeChat公式アカウント「上海友協」)

上海では、多くの外国人たちが都市発展の参加者として働いたり、生活したり、学んだりしています。今回の外国人献血活動は、都市の公益事業に深く関与している外国人たちの役割を強調し、より温かみがあり、より包容力のある国際的なコミュニティを構築するための心温まる物語を紡ぎ出しました。

出典:WeChat公式アカウント「上海友協」