上海の自動運転テスト用道路の総延長距離が5200キロに

j.people.com.cn| 2025-12-10

今月7日に開催されたイベント「『AI+交通運輸』上海リリース2025」において、上海の交通強国・テクノロジーイノベーション建設の成果が発表されたほか、多数の重要な措置の実施が同時に始まることが明らかになった。中央テレビニュースが伝えた。

地域での協同やインフラの下支えに関して、今回のイベントでは重要な進展が発表された。例えば、上海市・江蘇省スマートコネクテッドカーテスト・応用のコネクティビティが実現し、地域産業の協同と自動運転の商業利用が力強く促進される見込みだ。また、上海市浦東新区、閔行区、及び虹橋ハブに新たに設置された自動運転テスト用道路が開放された。これにより上海市で開放されているテスト用道路は累計で3173本、総延長距離は5238.82キロに達した。これは上海市の約3分の1の市域面積をカバーしており、全方向・広範囲にわたる自動運転テストシーンのレイアウトを構築している。その他、中国初の特大都市全域交通信号機データ開放・応用管理サービスプラットフォームも発表され、交差点7600ヶ所のリアルタイムデータが高度運転自動化の研究開発・量産に力強い原動力を注入すると期待されている。

出典:人民網日本語版