2024年度上海市科学技術賞が発表

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-08-29

8月26日、2024年度上海市科学技術賞表彰大会が開催されました。大会では2024年度上海市科学技術賞が発表され、合計206件(名)が受賞しました。

近年、上海は基礎研究の組織的な実施と多様な投資を強化し、「基礎研究先行区」の構築を深化させ、科学研究チームのハイリスク・ハイリターンの研究への挑戦を促進し、基礎研究の投資構造を最適化し、重大な独創的理論研究における飛躍的な進展を継続的に実現しています。

上海の独創的科学研究成果の世界的な影響力は着実に強まっています。今年、18件の自然科学一等賞プロジェクトでは、『セル』『ネイチャー』『サイエンス』の本誌または副誌に掲載された論文が22編に達し、論文総数の4分の1を占めました。同時に、18件の自然科学一等賞受賞プロジェクトはすべて優れた応用価値または潜在的な応用可能性を示しています。

さらに、上海は「イノベーションの発信地」としての基盤がますます強化されています。科学技術イノベーションは中国の重大な戦略的需要に焦点を当て、電子情報、先進製造、航空宇宙、新素材などの重点分野で高価値特許が爆発的に増加しています。今年の15件の技術発明賞におけるハイレベル賞はいずれも国の重大な戦略的需要に対応し、重要技術課題の解決に貢献するものです。

今回の受賞リストで特に注目すべきは、上海聯影医療科技股份有限公司(United Imaging)が「マルチモーダル分子イメージング装置の自主開発と産業化」プロジェクトで、2024年度上海科学技術進歩賞一等賞を受賞したことです。このプロジェクトは中国の先端的な分子イメージング分野の空白を埋め、中国のPET技術を世界最先端レベルに引き上げるとともに、結晶材料などの川上・川下企業の協調発展を促し、ハイエンド医療機器の自主管理の実現に貢献しました。また、医学の先端研究に新たな技術的支援を提供し、国民の健康福祉に寄与しています。

图片1.png

聯影医療が開発した世界初の全身PET/CT(写真提供・上観新聞)

昨年、聯影医療が開発した世界初のデジタル脳専用PET-CTの「NeuroEXPLORER」が発表され、イェール大学PETセンターと科学研究の協力を展開しました。この装置で撮像した標的薬剤の脳内分布画像に関する共同研究成果は、核医学・分子イメージング分野の世界最高峰の国際学会SNMMIにおいて、数千点の応募の中から「2024年度最優秀画像賞」に選出されました。また、聯影医療が開発した一体型PET/MRシステムは中国初、世界で2番目の飛行時間(TOF)測定機能を備えたPET/MR製品として、外国企業の独占状態を打破しました。

現在までに、このプロジェクトは国家第三類医療機器登録証13件、米国FDAとEUのCE認証12件を取得し、世界で600台以上の分子イメージング装置の設置を実現し、中国、米国、日本、イタリア、ドイツ、フランスなど約30カ国・地域をカバーしています。

出典:上観新聞、新華網