上海浦東国際空港、24時間保安検査・出入国審査を国際線と香港・マカオ・台湾便に拡大
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2025-07-01
上海浦東国際空港は29日、7月1日より同空港は税関、出入国審査機関と連携し、24時間税関検査・出入国審査サービスを開始すると発表しました。これに伴い、国際線および中国香港・マカオ・台湾線出発エリアの税関検査・出入国審査・保安検査サービスが24時間体制になります。24時間対応の出国時税還付やセルフチェックインサービスも提供します。
今年に入ってから、上海の空港の旅客数は持続的に増加しており、深夜の乗り継ぎや出発便の利用客が早めに待合エリアに入り、より快適な待合室と商業施設を利用できるよう、浦東国際空港はフライトスケジュールに合わせて保安検査の時間帯を最適化しました。「メーデー」直前に、第1ターミナルで国内線出発便向けの24時間保安検査の試験運用を開始し、「当日便・当日検査」方式を採用しました。深夜に上海で乗り継ぐ旅客や国内線利用客は、チェックインと手荷物預け入れを済ませたら、保安検査を通過して待合エリアに入場できるようになりました。
このサービスが導入された後、旅客から広く好評を得たことから、空港運営側はフィードバックを踏まえ、同サービスを5月11日に第2ターミナルへ拡大しました。しかも、毎日の旅客数に応じて保安検査レーンの数を動的に調整しています。浦東国際空港は、ターミナルビル内の商業・飲食施設や関連サービス設備の継続的な改善も進め、旅客により快適で便利な空港を提供しています。
出典:看看新聞、上観新聞