「ネイチャー・インデックス研究リーダーランキング2025」発表 中国が首位を維持、日本は5位
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2025-06-13
国際科学研究出版機関のシュプリンガー・ネイチャーが11日に発表した「ネイチャー・インデックス研究リーダーランキング2025」によると、中国は引き続き世界1位を維持し、科学研究のアウトプットにおける優位性を拡大しました。
ランキングは2024年通年のデータに基づいており、データセットには145の自然科学および健康科学の出版物に掲載された主要な研究論文が含まれています。中国の「シェア」は32122を記録し、前年比約17%増となりました。「シェア」は著者の高品質な科学研究に寄与した度合いを示すネイチャー・インデックスの重要な指標です。中国に続く国は、アメリカ(シェア22083)、ドイツ、イギリス、日本、フランスの順となっています。
機関別ランキングでは、世界トップ10のうち、ハーバード大学(2位)とマックス・プランク研究所(9位)を除き、他の8機関はすべて中国の機関です。中国科学院は引き続き首位を維持しています。また、アジア諸国は全体として優位性を強化しました。
ネイチャー・インデックスのサイモン・ベーカー編集長は、「これらのデータは世界の科学研究構造における大きな変革を反映している。中国の科学技術への持続的投資はハイレベルな研究成果の急速かつ持続的な増加へと結びついており、物理学や化学などの分野では、従来の主導勢力であった米国を含む欧米諸国を既に大幅に上回っている」と述べました。
「ネイチャー・インデックス研究リーダーランキング」は毎年1回、前年の通年データに基づき発表されており、ネイチャー・インデックスデータベースの一部です。
出典:新華社