中国の科学技術イノベーションの潜在力が海外メディアの注目を集める

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-03-13

3月5日、第14期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が人民大会堂で開幕し、李強国務院総理が政府活動について報告を行いました。「人工知能+」、「具身知能(Embodied AI)」、「6G」などのホットワードが、科学技術分野における中国の目覚ましい進歩と将来の計画を浮き彫りにし、海外メディアの注目を集めました。多くの海外メディアは、中国が科学技術イノベーションに自信を持ち、発展の強い可能性を示していると考えています。

英国放送協会(BBC)は5日、「世界第2位の経済大国として、中国は科学技術イノベーションを推進し続け、西洋技術への依存を減らし、世界の科学技術分野で主導的地位を固めることに尽力している」と報道しました。

ロシアのスプートニク通信社は「中国の李強総理は政府活動報告で、中国はデジタル経済のイノベーション活力を刺激し、『人工知能+』のアクションを推進し続け、デジタル技術と製造・市場の優位性をよりよく結びつけ、大規模モデルの広範な応用を支援し、スマートネットワーク接続の新エネルギー自動車、AIスマートフォン・コンピューター、スマートロボットなどの新世代のスマート端末やスマート製造装備の発展に注力するとしている」と報じました。

シンガポールの『ストレーツ・タイムズ』紙は、「6G」と「具身知能」といったキーワードが初めて政府活動報告に登場したことに注目し、「中国はバイオ製造、量子技術、具身知能、6Gなどの未来産業を育成するとしている」と報じていました。

ロイター通信社の報道によると、「今年の中国政府活動報告では、2024年と比較して人工知能の発展に対する関心が高まっている。その中で、探求を奨励し、失敗を許容するイノベーティブな環境の形成を促進する必要性に言及している。さらに、科学技術と産業イノベーションの融合を促進し、新しいタイプの工業化を強力に推進し、先端製造業をより大きく、強くする必要がある」としています。

米国のCNNは5日に「中国は科学技術イノベーションの強国となり、ハイテク分野で自給自足を実現しようとしている」と報道しました。

この報道は「中国のAI企業DeepSeekが画期的な成功を収めたことのほか、中国は、グリーンテクノロジーの分野で世界的にリードしており、特に電気自動車分野で主導権を握っている」と述べました。

CNNは「今年の両会では、中国の科学技術分野への自信が高まっている」としています。

イギリスの『ガーディアン』紙は、「中国は新たな質の生産力を推進することに自信を持っている。両会の代表と委員たちは、この自信がさらに遠くまで広がることを望んでいる」とし、中国は科学技術イノベーションを加速させており、不断に生み出される新たな科学技術の成果は、国内の自信を高めるだけでなく、世界的な科学技術のトレンドに遠大な影響をもたらしているとしています。

出典:中国新聞網