龔正上海市長、大阪市の横山英幸市長、竹下隆議長と会見
12月4日、龔正上海市長は、大阪市の横山英幸市長、竹下隆議長の率いる大阪市代表団一行と会見しました。
12月4日、龔正上海市長は、大阪市の横山英幸市長、竹下隆議長の率いる大阪市代表団一行と会見した。(撮影・張海春/上観新聞)
龔正市長は「中国と日本は一衣帯水の隣国です。上海市と大阪市は深い交流と長い友好関係を持ち、1974年以来、友好都市として、経済貿易・金融・港湾・都市建設などの分野で、広範な実務協力を実施し、良好な成果を上げてきました。大阪は日本第2の都市であり、重要な経済ビジネスの中心地であり、交通のハブでもあります。上海市は『5つのセンター(五个中心)』建設に力を入れており、世界的に影響力のある社会主義現代化国際大都市づくりを加速させています。両市が交流を強化し、中国の対日ビザ免除政策の施行を契機に、各分野で互恵協力を深め、半世紀にわたる深い友情を新たにすることを期待しています。両市が経済貿易を増加させ、産業投資を促進し、企業間の協力を深め、両市の企業が投資しあい、共同で市場を開拓することを願っています。また、都市管理の分野で経験を共有し、文化・観光・青少年などの分野で交流と協力を深め、高齢化などの課題に共に取り組んでいくことを望んでいます。そして、来年の大阪万博が成功することを祈っています」と述べました。
横山英幸市長は「今回上海に来て、上海の活気を見て、人々の熱意を感じました。大阪市と上海市は友好50周年を迎え、文化や経済などの面で深い交流があります。経済の中心地であり、港湾都市でもある両市には多くの共通点があります。来年、大阪では『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに万博が開催されます。フィンテック、健康産業などの分野で上海と協力を深めるとともに、少子高齢化など共通の課題についても交流を深め、健康寿命をのばしていきたいです。次の50年に向けて、両市の友好関係が、実務的かつ具体的な協力関係を通じて深まることを願っています」と述べました。
在上海日本総領事館の岡田勝総領事が同席しました。
出典:上観新聞(Shanghai Observer)