上海 第1-3四半期対外貿易総額が3兆1700億元に

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-10-30

上海税関の統計によると、今年の第1-3四半期(1-9月)、上海市の輸出入総額は前年同期比0.03%の微増の3兆1700億元に達しました。

具体的に見ると、加工貿易の減少幅は縮小し続けています。第1-3四半期、上海市の加工貿易の輸出入額は同0.2%減の4320億2000万元で、減少幅は前の8ヶ月より2ポイント下がりました。また、7月から3ヶ月連続で増加を維持しています。

主要貿易相手国から見れば、第1-3四半期、上海市の対EUの輸出入額は6017億4千万元、対米の輸出入額は3541億6千万元、対日の輸出入額は2777億9千万元で、それぞれ同5.6%、1.8%、4.9%減少しましたが、同期間の対アセアンの輸出入額は4220億7千万元で、5.6%増加しました。また、同期間に上海市の「一帯一路」共同建設国に対する輸出入額は1兆1300億元で、同4.4%増加しました。

上海とBRICS諸国の貿易交流も注目に値します。今年1月、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、イラン、エチオピアがBRICS協力枠組みに正式に加盟し、BRICS加盟国の数は5カ国から10カ国に増えました。データによると、今年第1-3四半期、上海の他のBRICS諸国に対する輸出入額は同5.4%増の7477億6000で、全国総額の16.2%を占めました。ハイテク製品がその主力で、有人電気自動車の輸出は、前年同期比で296%増加しました。

また、砂鉄などの輸入原材料が大口商品の輸入を押し上げています。今年第1-3四半期、上海の大口商品の輸入額は前年同期比で8.2%増加しました。砂鉄及び精鉱、石炭及び褐炭、天然ガスの輸入額はそれぞれ同19.7%増の1215億6000万元、33.9%増の204億2000万元、8.5%増の146億元に達しました。

情報源:解放日報