WLAフォーラムが開催、約300名の科学者が上海へ集結

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-10-30

2024 World Laureates Association (世界受賞者連盟)フォーラム(WLAフォーラム)が10月25日から27日まで、上海臨港で行われました。ノーベル賞受賞者11名と海外トップ科学者50名以上、中国科学院・中国工程院院士および上級科学者40名以上、優秀若手科学者約100名を含む世界20か国・地域からの300名近くの科学者が一堂に会しました。コーネル大学のJon Kleinberg教授とジョンズ・ホプキンズ大学のJeremy Nathans教授は現場で2024 World Laureates Association賞を受賞しました。

(撮影・陳正宝/上観新聞)

今回のフォーラムは優れた科学と革新的な発展の間の弁証法的関係を深く議論し、年次テーマに焦点を当て、若手科学者大会、「女性」フォーラム、メビウスフォーラム、サイエンスT大会および基礎科学と学際フロンティアフォーラムなど10以上の特別会議が開催されました。ライフサイエンス、知能科学、物質科学の3大分野を中心に、「優秀科学技術イノベーション事例」部門を初めて創設し、質の高い科学技術イノベーション事例を選出し、共有しました。

World Laureates Association賞の新たな受賞者2人は、早めに上海に到着し、上海を体験しました。彼らは復旦大学や上海交通大学、同済大学、上海中学校を訪問し、若者たちとの「ブレインストーミング」をしました。フォーラムの象徴的な「サイエンスT大会」は、夏休み中に全国規模のオーディションが開始され、生命科学、知的科学、物理科学の分野における3つの難問を通じて、好奇心と科学的夢を持つ数百人の若者が現場参加者に選ばれました。今回のフォーラムはまた、初めて一般参加のチャンネルを開設する一方、専門聴衆の参加をより促進するために大学や科学研究機関に参加枠を特別に設けました。

(撮影・陳正宝/上観新聞)

WLAフォーラムは2018年に設立されて以来、6回成功裏に開催されています。250人以上のノーベル賞受賞者、150人以上の中国科学院と中国科学院の院士、750人以上の優秀な若手科学者が参加しました。世界トップ科学者を結び付け、国際科学界のハイエンドのコミュニティを促進するための重要なプラットフォームとなっています。World Laureates Associationは、世界最高の学術水準に照らし合わせ、主要な発見をしたにもかかわらず、まだ一流の国際科学賞に選ばれていない優れた科学者を表彰しています。現在まで、計3回で9名の優れた科学者が受賞しています。その世界的な影響力は着実に高まっています。

情報源:上観新聞(Shanghai Observer)、文匯報