外国人観光客の心に残る「上海の江南古鎮」

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-10-03

最近、「中国旅行」ブームが世界を席巻しています。データによると、2024年上半期の外国人観光客の受け入れ数で上海は中国本土で1位となり、中国におけるインバウンド観光の最初の目的地となりました。

外国人観光客は上海の都会的なモダンさだけでなく、江南の風情も好んでいます。中国観光研究院(文化と観光部データセンター)はこのほど、インバウンド観光客に人気の10の有名都市と古鎮のランキングを発表しましたが、上海市青浦区朱家角古鎮はその中にランクインしています。

朱家角古鎮

近年、千年の歴史を持つ朱家角古鎮は、その豊かな歴史的魅力、深い文化的遺産、優雅な江南の魅力で急速に人気を集め、国内外で好評を博しています。ますます多くの外国人観光客や海外ブロガーが朱家角を訪れ、旅行ビデオを撮影し、生活体験を発信し、美しい瞬間を記録しています。朱家角古鎮の独特の文化的雰囲気とゆったりとした生活リズムは、国内外の観光客が江南の伝統文化と美しい自然を探す理想的な目的地の1つとなっています。

SNSの普及に伴い、朱家角古鎮の美しいストーリーはますます注目を集めています。今日は、外国人観光客の視点から、朱家角古鎮を散策してみましょう。

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 (写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

朱家角古鎮の散策日

午前3時30分

朱家角古鎮では、朝早く起きて、100年以上の歴史を持つ江南第一の茶楼で、伝統的な朝茶を味わいましょう。毎朝午前3時半から地元の人たちが次々にやって来て、お茶を飲みながらおしゃべりします。おじいさんたちと一緒に川辺に座り、朝茶を飲みながら朱家角の昔話に耳を傾け、古鎮でのスローライフな1日が始まります。

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(写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

午前8時30分

朝日を浴びながら、「大清郵便局」に足を踏み入れ、親友に手紙を送り、清々しい気分を伝えましょう。この古い郵便局の外には清代風の青銅製の龍の郵便ポストがあり、今でも手紙を送ることができます。

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(写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

午後0時30分~2時30分

のんびりとした午後、江南第一茶楼の専用手漕ぎ船に乗り、中国式のアフタヌーンティーを楽しみましょう。揺れる小舟が古橋の下を通り抜けながら、香り高いお茶を持ち上げ、友人たちと一緒に乾杯し、江南古鎮のお菓子とともに味わい、櫓を漕ぐ音を聞きながら、詩的で絵画のような江南に思いを馳せましょう。

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(写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

午後4時30分~5時30分

夕暮れ時、放生橋に行き、夕焼けの光の下でゆっくりしながら、ロマンチックな雰囲気につつまれます。数百年の歴史を持つ放生橋は、上海で最も長く、最も大きく、最も高い5穴アーチ橋で、「上海第一の橋」と称されています。

朱家角には放生橋のほかにも、福星橋、中和橋、城隍廟橋など30以上の古い橋があり、これらの橋は朱家角の人々の千年にわたる水郷での生活を長年にわたって見守ってきました。

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(撮影・朱軼一)

午後7時30分

夜の灯が輝き始めたら、朱家角の課植園に行き、古鎮とはまた異なった趣のナイトライフを楽しむことができます。美しい景色、精巧で風情のある屋根、古色蒼然とした建物、余韻が残る昆曲、その中に身を置くと、心がうっとりと酔うことでしょう。

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 (写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

午後9時30分

お腹がいっぱいになり、疲れたら、江南水郷で一泊し、星空と虫の鳴き声に包まれてぐっすり眠りましょう。ここには多くの特色のある民宿があり、親友との集まりや家族旅行には最適な宿泊場所です。

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(写真・WeChat公式アカウント「青浦文旅」)

朱家角古鎮には、5つ星のオールラウンドなリゾートホテルもあり、そこに泊まっても良いでしょう。

また、10月7日まで、朱家角で「芸術の黄金の秋·2024朱家角黄金の秋芸術展、パフォーマンスシーズン」が開催されます。

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(撮影・李程宝)

情報源:WeChat公式アカウント「青浦文旅」