「上海の夏」とコラボ、中秋節・国慶節ムードを高める
中秋節と国慶節の連休が近づき、第1回「上海の夏」国際消費シーズンも後半戦に突入しました。9月の最初の週末から、上海の多くのランドマーク商圏では、中秋節・国慶節を迎えるにあたり、「上海の夏」と結び付け、商業・観光・文化を連動させる「消費の宴」が始まりました。
12の明るい月を橋の側に配置し、「月には陰晴円缺があり」の雰囲気を醸し出す豫園。(撮影・孟雨涵/解放日報)
今年の中秋節は、大豫園商圏が最も「月」の多い場所となり、豫園商城とBFC外灘金融センターに20以上の「新月」と「スーパー双月」が出現しました。先日、第3回「豫園・仲秋の月の神ツアー」とBFC「秋の光と彩り」ファッション秋のテーマシーズンが開幕し、10月7日まで開催される予定です。
2024年の「豫園・仲秋の月の神ツアー」は、『山海経』の神話を背景をとし、豫園商城の中心広場では、「鏡」と「月」をデザイン要素にした「月印万川、処処皆円」のランタンセットが、鏡の屈折を巧みに利用して、「一月普現一切水、一切水月一月攝」の境地を表現しています。九曲橋畔の「四時に序あり、万物に時あり」のランタンセットは、『山海経』の常羲沐月の神話に基づいて、12の明るい月を橋の側に配置し、訪問者が「月には陰晴円缺があり」、それによって「人には悲歓離合があること」を感じられるようにしています。凝暉路では、龍年ランタンフェスティバルの「魚や龍の舞う一夜」の盛景が再現され、黄金広場では、創造的なランタンセットが「勺を挙げて金月を掘る」という一風変わった趣を演出しました。
9月6日夜、「上海の夏」特別おすすめイベントとして、「蟠龍・月満の夜」をテーマに、蟠龍天地にて初の「新焺集」が開催されました。その後、「新焺集」では、90以上の特色ある公演、15以上のワークショップ、文学フォーラム、4日間の灯火長街団円宴、そして50以上の特色ブランドが参加する仲秋バザールなど、12日間の文化の饗宴が蟠龍天地で繰り広げられます。
また、虹口区の滨港商業センターで「月で弄ぶ・中国と西洋」2024今潮8弄・光映芸術シーズンが始まりました。8組の巨大な萌えウサギの光のインスタレーションが百年弄堂に登場し、これから10月中旬まで「月を映す」上海スタイルの中秋ランタンフェスティバル、「奔月」多国籍ダンスの光と影のパフォーマンス、「慶月」中秋節・国慶節シリーズバザー、「円月」無形文化遺産手工芸ワークショップ、「品月」節句を祝う贈り物など、5つのセクションで100以上のイベントが展開されます。徐匯区では、9月15日から17日まで、桂林公園、古韵龍華、徐家匯源、徐匯濱江などの場所で、無形文化遺産、中秋節の風習、素晴らしいパフォーマンス、バザー体験、多様な消費を融合させた唐代の趣がある中秋園遊会を創り上げます。
情報源:解放日報