上海 エネルギーのグリーン低炭素モデル転換を加速
2024年8月15日は、2回目となる国家エコロジーデーで、「経済社会開発の全面的なグリーンモデル転換の加速」がテーマです。2024年国家エコロジーデー上海イベントから、上海が低エネルギー消費と低排出によって質の高い開発を支援し、グリーン低炭素のエネルギー転換を加速していることが明かになりました。現在、上海の太陽光発電の設備容量は348万キロワット、風力発電の設備容量は107万キロワットに達し、計4億平方メートルのグリーン建築物と1400万平方メートルの超低エネルギー消費建築物の建設が推進され、計141万台以上の新エネルギー車が販売され、各種の充電スタンド約 84万台が設置されました。
上海市経済社会発展を促進する全面的なグリーンモデル転換の3つの主要成果:
1つ目は、法律規制や政策を通じてグリーンで持続可能な発展を保障することです。上海市は全国で率先して「上海市発展モードのグリーンモデル転換を促進する条例」を発表・実施し、グリーン・低炭素モデル転換を加速する行動計画を研究・策定し、7つのカテゴリーの15の主要な低炭素応用シナリオを配置しました。
2つ目は、低エネルギー消費と低排出を通して質の高い発展を支援し、グリーン低炭素モデル転換を加速することです。上海市の太陽光発電の設備容量は348万キロワット、風力発電の設備容量は107万キロワットに達し、計4億平方メートルのグリーン建築物と1400万平方メートルの超低エネルギー消費建築物の建設が推進さ、計141万台以上の新エネルギー車が販売され、各種の充電スタンド約 84万台が設置されました。
3つ目は、社会全体の力で新たな低炭素トレンドを実践することです。上海市は国内で先駆けて、製品のカーボンフットプリント管理システムの確立を加速して、グリーンで低炭素のサプライチェーンを構築するための行動計画を立ち上げ、各業界のリーディングカンパニーによるCN100グリーン・低炭素サプライチェーンの「チェーンリーダー企業」連盟の確立を促進し、最初の20のカーボンピーク・カーボンニュートラルパイロットの申告・選考を組織しました。また、リサイクル可能な速達包装の使用とプラスチック類の単独リサイクルのパイロットプロジェクトを展開し、典型的なケースを形成させました。
イベントでは、上海市第1陣のカーボンピーク・カーボンニュートラルのパイロットの開始式が開催されました。宝武(上海)カーボンニュートラル産業パークや黄浦区など20カ所がパイロット対象となったことが決定されています。
特筆すべきは、今年全国エコロジーデーの上海イベントは、炭素排出量を削減するためにさまざまな方法が採用され、イベント後にグリーン電力証書の購入と自主排出量削減(CCER)を通じてカーボンニュートラルを達成します。
情報源:澎湃新聞(The Paper)