第15回上海桜まつり、3月15日から4月15日まで顧村公園で開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-03-10

第15回上海桜まつりは、3月15日から4月15日まで顧村公園で開催されます。今年の最大の目玉は、初めて実施される夜桜観賞体験です。

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顧村公園で花見をする観光客たち(撮影・張海峰/上観新聞)

現在、顧村公園の桜の植栽面積は約1600ムー、品種は120種以上、株数は約1万6000本に達し、いずれも上海最大規模を誇ります。15年にわたる巧な整備を経て、公園全体は点から線、線から面へと広がる壮大な桜景観を形成し、特色ある通路や観光スポット、特別な品種が揃っています。

公園は都心部から離れているため、多くの人は週末の休みにしか訪れることができませんでしたが、今年の上海桜まつりは、新たに18時から21時30分までの夜間観賞時間を設け、混雑を避けた観賞が可能で、仕事帰りに友人や恋人と桜を楽しむデートが気軽にできるようになります。

呉淞口文旅集団の関連担当者によると、夜間の安全を考慮し、夜桜観賞エリアは顧村公園全体ではなく、2号門近くの森林スポーツ園の島エリアの約16万平方メートルを囲んで「桜花島」を作り出しました。また、「スマートナビゲーション」システムには、公園内に設置された266か所の緊急通報灯も導入し、来園者はより正確に現在地を把握できるようにしています。園内では「1つのボランティアサービス拠点+4つのボランティアサービススポット」という「1拠点4スポット」体制で、観光客をサポートします。

さらに若者、特に二次元ファンを引きつけるため、今年の上海桜まつりはビリビリと提携して、人気国産アニメ「時光代理人」「百妖譜」「長歌行」などのキャラクターの巨大バルーン、ディスプレーフォトスポット、スタンプラリーなどの一連のイベントを展開します。また、桜まつり限定の「ビリビリうp主パフォーマンス:国風舞踊」やコスプレパレードなど、「国産漫画+桜」のコラボ体験が楽しめます。3月末には「桜電カーニバル」eスポーツイベントが開催され、大学生チームが集結して人気ゲームで対戦します。

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第15回上海桜まつりは、3月15日から4月15日まで顧村公園で開催されます。(撮影・朱嘉奕/上観新聞)

今回の桜まつり期間中、公園入場券は引き続き平日料金で20元/人であり、軍人、高齢者、障害者などは公園の観光地料金管理規定に基づき、割引が適用されます。60〜64歳の高齢者は有効な身分証明書の提示で16元/人、軍人、65歳以上の高齢者、障害者などは関連規定により入場無料となります。ただし、桜カーニバル(夜桜)エリアへの入場は、別途チケット購入が必要です。

出典:上観新聞(Shanghai Observer)