上海千古情景区は元宵節のお祝いイベントを開催
上海千古情景区(景勝地)では、元宵節(旧暦1月15日、今年は2月12日)に、無形文化遺産と現代のカーニバルを融合させた盛大なお祝いが開催されます。「非遺献瑞(無形文化遺産による祝福)」をテーマに、千年の歴史を持つ伝統文化と現代のアートを組み合わせ、来場者に視覚と聴覚の饗宴を提供します。
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上海千古情景区で行われる「猜灯謎」イベント(写真・浦東新区新聞弁公室)
無形質文化遺産の展示として、景勝地内にはさまざまな花灯(ランタン)が飾られ、来場者は「猜灯謎」(提灯や短冊に書かれたなぞなぞを当てる遊び)に参加することができて、正解者に小さなキャンディーが贈られます。中国の剪紙アート(切り絵細工)は、ランタンだけでなく、服にも取り入れられ、伝統と現代の美しさの融合が表現されています。さらに、「無形文化遺産マーケット」も盛況にオープンし、拓印、吹糖人(飴細工の人形)、捏面人(しんこ細工)、糖画(飴細工)などの伝統技が多くの来場者を魅了し、子供時代の思い出を呼び覚ます。
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「火」をテーマにしたパフォーマンス(写真・浦東新区新聞弁公室)
元宵節の目玉イベントは「火のショー」で、景勝地では「火」をテーマに、火刀、火棒、火吹き舞などの火の要素と武術、舞踏を組み合わせて、情熱的でお祝いの雰囲気に包まれたカーニバルを繰り広げます。全国各地の火文化を融合させたパフォーマンスは、「中国式」のロマンと情熱を見せます。
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皮影(影絵)を楽しむ外国人観光客(写真・浦東新区新聞弁公室)
また、景勝地では伝統と現代が織りなす百戲の饗宴も披露されます。皮影(影絵)などの無形文化遺産で伝統的な演劇が独特の芸術魅力を発揮し、「上海千古情」の舞台公演は、上海の歴史文化、赤色文化、海派文化(上海流文化)、江南文化を見事に表現し、来場者に上海文化の奥深みを感じさせます。
お祝い全体を通して、上海千古情景区は「火」をテーマにし、「鬧(賑やかさ)」を際立たせ、都市の中でも伝統的な祝日の濃厚な雰囲気を来場者に伝えます。
出典:WeChat公式アカウント「上海発布」