シリアの学者モハマド・アルサレ氏:上海は第二の故郷
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2024-03-29
シリア出身の経済学者モハマド・アルサレ(Mohamad Alsaleh)氏は10月、中国東部の上海にある中国臨港特別区(上海)自由貿易試験区に初めて来ました。
セーリングに出かけるモハマド・アルサレ氏。(写真・WeChat ID:「shlghr」)
38歳のモハマド・アルサレ氏は上海海洋大学に就職し、同大学の経済管理学部の准教授として働いています。今、彼はこの都市で家にいるような感じをしています。彼は中国語の「王墨」という名前も自分に付けています。
2009年にダマスカス大学で学士号を取得した後、アルサレ氏は母国を離れ、勉強と仕事のためにさまざまな国を旅しました。
彼はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、マレーシアで学び、働きました。臨港で働き始めたとき、研究者として中国で得たリソースと機会の方が間違いなく大きいことに気づきました。
モハマド・アルサレは生徒たちにとても人気があります。(写真・WeChat ID:「shlghr」)
「実際、これが私が中国に来た主な理由の一つでした。中国政府は科学技術分野に巨額の研究資金を投入してきました」と述べました。
「さらに、研究資金は中国人研究者だけでなく、中国にいる外国人研究者にも提供されています」と同氏は付け加えました。
シリア人である彼は、海洋資源、漁業、海洋環境などの分野での研究に専念してきました。
これまでに、国内外の主要な学術誌に多数のSCIおよびSSCI論文を発表してきました。この分野での功績が評価され、彼は今年臨港当局から「優秀人材」賞を受賞しました。
「一流の人材として認められると、まず多額の報酬が支払われます」と彼は言います。「この賞金を使って上海での生活をうまく整えることができました。」