上海東方ハブ国際商務合作区で新政策が本格始動
上海東方ハブ国際商務合作区は、2024年2月に中国国務院の承認を受けて設立された新たな国際ビジネス拠点です。主な機能として、国際ビジネス商談の実施、ハイレベルな国際展示会の開催、専門的な研修サービスの提供などが挙げられます。
上海東方ハブ国際商務合作区(写真提供・WeChat公式アカウント「上海外事」)
海外からの渡航者は、国際便で同合作区に到着する場合、「国際商務合作区総合情報管理サービスプラットフォーム」にて、入区の48時間前までに事前登録を行い、有効なパスポート(またはその他の国際渡航書類)および同合作区の総合管理機関による登録済みの有効な招待状を提示すれば、移民管理機関の審査を経て、ビザなしで直接入区することができます。なお、区内では最長30日間ノービザで滞在可能です。
1月30日には、同合作区の稼動開始後初となる大規模な国際ビジネスイベントが開催されました。11か国から400名を超える海外からの来場者が集い、新政策による利便性をいち早く体感しました。
効率的で利便性の高い「国際的な応接間」 を目指し、上海出入境辺防検査総ステーション は各種サービスの最適化に取り込んでいます。24時間体制での登録審査を実施するほか、緊急入区や滞在期間延長などに対応できる柔軟な措置も導入し、多角的かつ全方位的な利便化政策を整備することで、海外からの来場者に行き届いたサービスを提供します。
(写真提供・中国国家移民管理局)
また、時間帯ごとにボランティアを配置し、シャトルバスの誘導を通じて、来場者の到着から入区までのスムーズな移動を確保しています。入区に関しては、すべての来場者は辺防検査の専用レーン を利用できます。団体移動の場合、定員20名のシャトルバスであれば、乗客全員の検査を最短1分で完了できる体制を整えています。
なお、来場者が同合作区から上海市内や中国国内の他の地域へ移動する需要がある場合は、有効なパスポート(またはその他の国際渡航書類)とビザなどの入国許可を移民管理機関に提示し、審査を受けて許可された場合入国可能となります。
特筆すべきは、上海出入境辺防検査総ステーションが離区後に中国へ入国する需要がある来場者向けに、新たに事前審査登録システムを導入した点です。これにより、事前登録済みの来場者は専用レーンを利用でき、入国効率が大幅に向上しました。
(写真提供・中国国家移民管理局)
さらに、いったん離区して中国に入国した後も、国内側から再び同合作区へ出入りする必要がある参加者に対しては、上海出入境辺防検査総ステーションが招待登録情報と通行証 申請情報をワンクリックで切り替えられる仕組みを導入しました。これにより、情報申告手続きが一層簡素化され、離区後の入国と同時に通行証を発給できる体制が整備されています。
出典:WeChat公式アカウント「上海外事」、中国国家移民管理局