3日間で3つの国際的なショーが開催、上海は世界のファッショントレンドの「風向計」に
19日夜、黄浦江の畔において、8000人以上の中国国内外のゲストが、2025年春夏上海ファッションウィークの「グランドフィナーレ」に参集しました。そして、有名ラグジュアリーブランドのモンクレールが主催するモンクレール・ジーニアスのイベント「天才の都」没入型セレモニーが盛大に開催されました。
2009年に中国本土初のフラッグシップショップを上海にオープンして以来、このブランドは中国でますます深く入り込んでいます。モンクレールグループのレモ・ルフィーニ会長兼CEOは、「上海を訪れるたびに、この都市の活力、創造力、急速な発展には驚かされます。2005年に初めて上海を訪れた時と比べて、街は劇的に変化しており、この活気に満ちた都市の発展に大いに刺激を受けています」と述べ、また、モンクレール・ジーニアスイベントはこれまで、イタリアのミラノとイギリスのロンドンで開催されてきたことに触れ、「上海と中国は私に多くのものを与えてくれたので、ここに貢献しようと思いました。だから、このイベントの次の開催地として上海を選びました」と語りました。
「グローバルな新品デビューの場」として歩みを進めている上海は、今や多くの国際ブランドにとっての「第一候補の地」となっています。
17日夜、新天地上海ファッションウィークのメイン会場では、英国の有名なファッションデザイナーブランド、ヴィヴィアン・ウエストウッドの2025春夏コレクションが上海で華々しくデビューし、60以上のメインラインナップがここで「世界デビュー」を飾りました。
「今、上海に注目をしているのは私たちだけではなく、実際、ヨーロッパ、さらには世界的なブランドも上海に注目しています」。ヴィヴィアン・ウエストウッドのカルロ・ダマリオCEOは、2003年には早くもヴィヴィアン・ウエストウッドが上海ファッションウィークの「ファースト・シーズン」に参加し、2011年には上海ファッションウィークに再登場したことを振り返り、「何度も訪れるのは、私たちの中国市場に対する自信を表しているだけでなく、上海が世界のファッション界をリードしているからです」と述べました。
18日夜、陸家嘴で、メルセデス・ベンツは上海ファッションウィークと共同で、メルセデス・ベンツGクラス「登峰造G」のSUVナイトを特別に開催しました。
「私たちは中国を愛しており、上海も愛しています。中国はメルセデス・ベンツにとって最も重要な市場の1つです」とメルセデス・ベンツグループのコミュニケーション・マーケティング担当副社長のベッティーナ氏は述べました。彼女は、上海ファッションウィークとの協力関係も、今回で7回目となる輸入博への参加も、メルセデス・ベンツの中国市場に対する真摯な姿勢を表していると語りました。
北京メルセデス・ベンツセールスサービス有限公司の周娟コミュニケーション・マーケティングディレクターは、「メルセデス・ベンツは改革開放の立会人であり、参加者であり、受益者でもあります。私たちは中国のスピードでグローバルを後押しし、中国のイノベーションで世界の発展に貢献します」と述べました。そして、9月には、ベンツが中国のパートナーとともに、140億元以上を中国に投資し、乗用車と小型商用車の現地化製品ラインナップをさらに充実させる計画を発表したのに続き、上海のメルセデス・ベンツR&Dセンターも再度アップグレードされ、新しいビルが正式に使用され、中国におけるスマートイノベーションのペースをさらにスピードアップさせることになると述べました。
情報源:WeChat公式アカウント「上海外事」