敦煌舞の創始作『シルクロードの花雨』が早春に上海で公演
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2025-02-21
中国舞踊劇『シルクロードの花雨』は「敦煌舞」の創始作として、1979年の初公演以来、4000回以上公演され、シルクロードの風情と敦煌文化をフランス、イタリア、ドイツ、日本、朝鮮など40カ国以上に届け、観客数は延べ545万人を超えました。4月12日から13日まで、甘粛省歌舞劇院による『シルクロードの花雨』が上海国際舞踊センターの大劇場に公演され、シルクロードの風情と敦煌の風流を再現します。
スチール写真(写真・舞踊劇『シルクロードの花雨』)
これは輝かしい大唐を背景に、シルクロードと敦煌莫高窟の壁画をモチーフに作られた舞踊劇で、敦煌の画工である神筆張と娘の英娘がペルシャ商人と苦難を共にし、生死を分かち合った物語を語った作品です。
1977年から、創作チームは敦煌に七回行ったことがあり、壁画に対する参考学習と探求研究により、壁画の中の静的ポーズを「復活」させただけでなく、独自的な敦煌舞踊流派を創造しました。また、舞踊劇は各地の民間歌謡・舞踊の長所を学び、中国の古典舞踊のほかにも、インド舞踊、黒巾舞、ペルシャ馬鈴舞、ペルシャ酒舞、トルコ舞踊、盤上舞、新疆舞などを融合させ、華やかで多彩な舞踊で波乱万丈に満ちたストーリーを演じています。
出典:澎湃新聞(The Paper)