「トトロの幻想的な夏」上海保利大劇場青少年交響楽団オーディオビジュアルコンサートが開催
7月6日午後、「トトロの幻想的な夏」上海保利大劇場青少年交響楽団オーディオビジュアルコンサートが開催されました。この音楽会は、楽団の新たな試みとして行われ、オーディオビジュアルを融合させた幻想的な旅となり、暑い夏に爽やかな涼しさを観客にもたらしました。
今回のコンサートではセレクトされた11曲が演奏され、オープニングの「虹を飛び越えて」は上海保利大劇場青少年交響楽団と上海保利少年合唱団が、美しい音色と悠揚としたメロディーを奏で、幻想的な旅の幕開けを飾りました。続いて、「ハリー・ポッター・セレクション」のメロディーが演奏されました。小さな演奏者たちの指先で跳ねるように動く楽器は、まるで魔法によって生命を与えられたかのようで、観客はまるでホグワーツの魔法の世界にいるかのように感じました。
そして、「魔女の宅急便」の演奏では、木管楽器の優しい音色と弦楽器や打楽器が素晴らしいハーモニーを奏でており、この癒しの曲を最大限に表現していました。
特筆すべきは、このコンサートがビジュアルアートを巧みに融合させていることです。背景スクリーンに映し出されるアニメのシーンは、ホールでの演奏と完璧にシンクロしており、光と影が行き交い忘れられない瞬間を生み出し、演奏全体をいっそう盛り立てました。
(写真・WeChat公式アカウント「上海嘉定」)
コンサートのハイライトは、「五月の村」「ススワタリ」「風のとおり道」「となりのトトロ」という4つの章から構成された「となりのトトロ組曲」でした。演奏者たちの精緻な技と情熱によって、トトロの無邪気さや森の静かさが見事に表現されました。多くの観客は、アニメの懐かしいメロディーで、無邪気な時代に戻ったようでした。
紹介によると、2022年に設立された上海保利大劇場青少年交響楽団は、音楽が好きで、弦楽器、管楽器、打楽器の演奏に秀でた8歳から18歳の青少年で構成されており、彼らの多くが3歳から楽器の演奏を習っています。この団体は音楽を愛する青少年に自己表現と夢を実現するための舞台を提供するだけではなく、上海保利大劇場の芸術教育の成果を展示する重要な窓口にもなっています。
情報源:WeChat公式アカウント「上海嘉定」