淮海中路に漂う上海の風情と生活美学

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プラタナスの並木に包まれた淮海中路をぶらりと歩けば、エルメス、ティファニー、カルティエといった世界的ブランドの1号店や旗艦店が次々と現れる。さらに、ファッションに敏感な人々に人気のヴァシュロン・コンスタンタン・ハウス、ユニクロ上海淮海中路グローバル旗艦店、HAUS NOWHERE SHANGHAI、niko and……など、話題のスポットも立ち並ぶ。果たして、これらの国際ブランドの卓越した気品が淮海路の上品で洗練された雰囲気を醸し出しているのか、それとも淮海路が持つ独特な魅力が、これらのブランドをいっそう輝かせているのか――その答えを断じるのは難しい。

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(写真・WeChat公式アカウント「上海黄浦」、以下同様)

夜の帳が下りると、淮海中路は一気に華やかなショーウインドウの舞台へと変わる。カラフルなショーウインドウには、さまざまな商品が並んでおり、ネオンがきらめき、通り全体が光に彩られる。

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また、淮海中路には老舗も数え切れないほど軒を連ねている。いつも行列の絶えない「光明邨」から、南北各地の特産品が揃う「全国土産物店」や百種類近い上海スイーツを取り揃える「上海ハルビン食品廠」などが名高い。さらに、「紅房子西菜館」や「老大昌」といった店も、上海の本場の味を楽しめるお店として知られている。

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出典:WeChat公式アカウント「上海黄浦」