「2024文化街区ポップアップ:国際伝統芸術招待展」は上海で開幕
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2024-08-23
このほど、「2024文化街区(エリア)ポップアップ-国際伝統芸術招待展」が上海浦東新区文化芸術指導センターGMガレージ美術館で開幕しました。「器惟求新」をテーマにした今回の展示は、同館初の国際展示でもあります。
(写真・上観新聞)
「国際伝統美術招待展」は、幅広い国際的影響力を持つ美術展として、14回連続で開催されています。60か国以上が参加し、「上海文化」ブランドの構築と上海の「一帯一路」友好都市建設に貢献してきました。
本展のテーマ「器惟求新(器は新を求める)」は、「尚書」の「人惟求旧,器非求旧,惟新(人は古のみを求めるが、器は古を求めずただ新を求める)」という文に由来しています。中国、日本、フランス、インドネシア、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、スロバキア、クロアチアを含む31か国の有名な芸術家、国家工芸美術の巨匠、無形文化遺産の継承者100名以上の作品および、在上海各国総領事館のコレクションを一堂に展示し、多様なスタイルで各国の伝統芸術の新たな美しさを表現します。
この招待展では、チェコの芸術家による水晶のような透き通ったガラス作品、チリの芸術家による南米の熱意と活力に満ちた布絵、スロバキアの画家が錆びとトナーで作った非常にモダンでカラフルな絵画、日本文化の洗練さと繊細さを反映した陶芸作品、フランスとデンマークの芸術家による異なるスタイルの創造性に満ちた彫刻作品、そして中国の芸術家が核彫、緙絲、金属工芸など伝統的な技とモダンなデザインを組み合わせて作った伝統の精髄と現代的な魅力を兼ね備えた芸術的な逸品が展示されます。
今回の招待展は8月26日まで開催されます。毎日10:00から17:00まで、入場無料。
情報源:上観新聞(Shanghai Observer)