第12回中日韓児童友好絵画展が開幕、平和と友情の絵巻物を描く
このほど、第12回中日韓児童友好絵画展が中国福利会少年宮で開幕し、8月6日から、上海図書館東館1階で展示されます。今年は「平和な世界、あなたと私の家」をテーマに、3カ国の小さな画家たちが想像力に満ちた筆致で、子供たちの無邪気さと夢が詰まった絵巻物を描きました。紹介によると、審査の結果、最終的に300点の力作が選ばれ、上海・釜山・福岡・東京などで順次展示されるとのことです。
(写真・中国福利会少年宮)
上海市人民対外友好協会の傅継紅副会長は、「アジアは私たちの共通の故郷であり、3カ国の青少年が絵画展というプラットフォームを通じて、人々の相互理解と親和を促進し、平和で素晴らしい新局面を共に創り出すことを願っています」と述べました。
2013年に初めて開催されて以来、中日韓児童友好絵画展は12年にわたり3カ国の子供たちと共にこれらの青少年の間の深い友情に立ち合ってきました。今回のイベントは、上海市人民対外友好協会、日本のNPO法人社会教育団体ベルポ会、韓国の釜山国際交流財団が共催し、中国福利会少年宮が実施し、上海市教育委員会、上海図書館、上海市白玉蘭(マグノリア)国際友好交流基金会が後援しています。
今回の絵画展の開会式で、日本のNPO法人である社会教育団体ベルポ会の鶴ゆかり理事長は、「日中韓3カ国はいずれも児童や少年間の交流を重視しており、絵画展を通じて子供たちは言葉や地理的な壁を乗り越えることができ、非常に重要なプラットフォームになっています」と述べました。韓国の釜山国際交流財団の田溶祐代表理事もビデオメッセージで祝福の言葉を送りました。
中日韓児童友好絵画展は、子供たちが交流を深め、感情を伝え、視野を広げるための重要な架け橋であり、主催者側も代表団の派遣や教育機関の訪問などを通じて、より広範な交流を行っています。今年の6月には、中国福利会少年宮の書画団の12名の生徒が、市の友好協会の代表団と共に日本と韓国を訪問し、子供同士の交流を行いました。
絵画展は8月6日から22日まで上海図書館東館1階で展示され、8月22日から9月27日まで中国福利会少年宮のサンクンプラザ(Sunken plaza)で行われます。
情報源:中国新聞網・上海