上海・岡山友好絵画展「きらめきは海を越えて2024」が開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-08-06

7月31日、上海・岡山友好絵画展「きらめきは海を越えて2024」の開幕式が、呉昌碩海派アートスペースで行われました。これから8月12日まで、中国と日本の特別支援児童・障がい者の絵画92点が展示されます。

1_副本.jpg

(写真・WeChat公式アカウント「上海市人民対外友好協会

この絵画展は、上海市人民対外友好協会、(日本)社会福祉法人旭川荘、(日本)みその児童福祉会の共催によるものです。

上海市人民対外友好協会の傅継紅副会長はオープニングセレモニーのスピーチで、「多くの熱心な方々の協力によって築かれたこの交流プラットフォームは、有形無形のあらゆる隔たりを取り除き、人々の間の理解と寛容を深め、相互尊重の調和的な社会を築く上で積極的な意義があります。この絵画展を通じて、社会各界に向けて特別支援児童や障がい者に関心を寄せ、彼らや社会全体にとって芸術が持つ積極的な意義を十分に理解してもらい、中日両国の社会福祉分野の発展や友好関係が更に深まることを期待しています」と述べました。

特別支援児童・障がい者絵画展は2019年に上海で、2020年に岡山で開催されました。日本の旭川荘の神崎晋理事長は「何年かぶりに絵画展を開催できることを、非常に喜ばしく思います。絵画は視覚を通じて人々に語りかける芸術であり、異なる言語の壁を打ち破り、中日両国の観客は、お互いの作品に感動することができます」と述べました。

在上海日本国総領事館の竹中惠一副総領事は、「この絵画展を通じて、両国の子供たちが友情を深め、日中の友好関係を継続的に発展させる大きな原動力となることを心から願っています」と述べました。

旭川荘は日本でも有名な大規模総合社会福祉施設の1つです。1980年代以来、上海市人民対外友好協会は、旭川荘と友好交流を行っており、旭川荘と上海市の各レベルの民政・福祉機関は、障がい者介護、高齢者介護、特別支援児童教育などの社会福祉分野における交流・協力を積極的にサポートし、実りある成果を上げてきました。旭川荘の故江草安彦理事長は、1997年に上海市の名誉市民の称号を授与されています。

情報源:上海市人民対外友好協会