第11回上海ハス・スイレン展が間もなく開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-06-28

11回上海ハス・スイレン展は7月上旬に開幕します。今回の展示の目玉である石馬処「清蓮猗韻」の初期配置が完成しました。

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(写真・東方網)

「清蓮猗韻」の前に立つと、まるで詩的な雰囲気に包まれるような気分になります。大きな木製の屏風が巻物のようにゆっくりと展開し、中央には大きなハスの絵がはめ込まれています。両側にハスの絵画はかけられ、どちらも有名な芸術家によって作られた作品で、独特の制作技術とデザインにより、伝統的な織物の精巧さと繊細さを示し、ハスの奥深い文化的蓄積と古猗園のユニークな情緒を表現しています。

手前には、30種類以上の優れた新品種ハスの鮮やかな花が咲き誇っています。無形文化遺産の鉄工芸で作られた李清照(宋の時代の女流詩人)のシルエットも巧みに取り込まれています。また、無形文化遺産の竹細工で作られた船と毛糸巻きで作られたハスの葉と、ハスの花が引き立てあっています。

「清蓮猗韻」は、このハス・スイレン展の氷山の一角にすぎません。他の小さな景観も同じく美しくて、現在は配置される最中です。水面、岸辺、池沿いの小道に至るまで、ハスと周囲の風景を融合させるように、すべての所を丹念にデザインしています。

紹介によると、輸送中、輸送担当者は二人一組になってハスとスイレンをトラックに積み込み、それぞれのハスとスイレンが適切に保護されるよう細心の注意を払ったといいます。トラックが到着した後、古猗園の展示関係スタッフが輸送カートを使用して、種類、色、景観づくりのニーズに応じてハスとスイレンを所定の位置に配置します。

情報源:東方網