輸入博で新たな一歩 黄浦区の企業が新製品や新ブースを披露
第9回中国国際輸入博覧会(輸入博)の開催期間中、上海市黄浦区に拠点を置く複数の企業が初出展するほか、初めて独立ブースを設置する。各社は新製品の初公開や新たな展示ブースの設置、新規提携の締結などを通じ、輸入博を足がかりに中国市場への理解を深めるとともに、同区での事業展開のさらなる強化を図る。
ピエールファーブル 「健康から美へ」をテーマに初出展
(写真提供・黄浦区商務委員会、以下同様)
フランスのピエールファーブル・グループ(Pierre Fabre Group)は今年、「健康から美へ」をテーマに輸入博に初出展する。同社のブースでは医薬品に加え、スキンケア製品やヘアケア・ボディケア製品も展示し、製薬と皮膚科学に基づくスキンケアという2つの主力事業を集中的に紹介する。
1996年に中国市場に進出したピエールファーブルは現在、中国で3000人以上の従業員を擁し、中国を世界2位の市場と位置付けている。同社は輸入博を契機として、中国での事業展開をさらに深化させたいと考えている。
EP YAYINGが初出展、中国でコレクション展示会を初開催
雅瑩集団は今年、輸入博に初出展する。その傘下のレディースファッションブランド「EP YAYING」は「共織・共創」をテーマに、EP YAYINGとして初めて輸入博に出展する。「東洋の天然繊維」と「ヨーロッパの生地工房」という2つのテーマに沿って構成されたブースでは、寧南産の6A級桑蚕糸、阿壩(アバ)産のヤク毛、阿拉善(アラシャン)産の「白中白」カシミヤに加え、イタリア、フランス、スイスの100年以上の歴史を誇る生地・糸工房の織り技術を紹介する。また、牡丹、プリーツ技法、苗(ミャオ)族の刺繍といった無形文化遺産の技法や文化的要素を、現代的なデザインを通じて表現する。
1988年に創業した雅瑩集団は今回の出展を通じて、世界中の消費者に現代的な東洋美学をアピールする。
ラルフローレンが初出展、体験型ライフスタイル空間を創出
ラルフローレン(Ralph Lauren)は今年、輸入博に初出展する。今回、4つの連続した空間で構成されたブースでは、アメリカン・ウェスタン、ビーチライフ、「ラルフズコーヒー(Ralph’s Coffee)」を取り入れた優雅な邸宅、そして創業者のマンハッタンオフィスを再現した都会的なライフスタイル空間をそれぞれ表現し、今シーズンの新作やヴィンテージの逸品を展示する。
会場では、ラルフズコーヒーやインタラクティブな体験コーナー、テーマ別フォーラムも設けられ、来場者はブランドストーリーに触れながら展示コンテンツを楽しむことができる。
ゴディバ:贈答シーンに焦点を当て、100年にわたるチョコレートの職人技を紹介
第9回輸入博に初出展するゴディバ(GODIVA)は、「チョコレートで紡ぐ百年の伝説」をテーマに、ブランドが100年にわたり培ってきたチョコレートの製造技術を紹介する。特に企業向けのまとめ買い、ビジネスギフト、従業員向けの福利厚生、祝祭日の贈答品など、さまざまなニーズに応えるワンストップのギフトソリューションを提案する。
Ble de Fonty:9年連続で出展、単独ブースを初設置
9年連続で輸入博に出展するシンガポールのコスメブランド「Ble de Fonty」は、今年初めて2つのブースを展開する。シンガポール国家パビリオンに出展するほか、消費財展示エリアのメイン通路沿いに156平方メートルの独立ブースを設置する。
「Ble de Fonty」ブランドは2016年に誕生したが、その自社工場は1979年にすでにシンガポールに設立された。2020年には中国にユーザー調査・市場分析チームを立ち上げ、2025年には上海に2店舗の実店舗をオープンした。輸入博への出展を足がかりに、投資や小売へと事業領域を段階的に拡大している。
MitoQ:医療機器・ヘルスケア展示エリアに初出展
9年連続で輸入博に出展する「MitoQ」は、今年初めて医療機器・ヘルスケア展示エリアに、「細胞に活力を、健康の新たな未来へ」をテーマにブースを設置する。今回の輸入博で、MitoQは「Cell Essentials」シリーズをアジアで初公開するほか、一齢医学技術集団と「健康な高齢化(Healthy Aging)」に関する戦略的提携を締結する予定だ。
出典:黄浦区商務委員会、WeChat公式アカウント「上海黄浦」