世界の投資家、中国市場への関心と信認を強める

japanese.shanghai.gov.cn
vcg.jpg

(写真・VCG)

このほど開催されたUBS主催の「第26回大中華圏カンファレンス」には、延べ3600人を超える参加者が集まり、前年と比べて10%以上増加しました。なかでも、アジア太平洋地域以外からの投資家は前年比で32%超の伸びを示しました。これらの数字は、世界の投資家が中国市場への関心と信認を強めていることを映し出しています。

新たなテクノロジー革命と産業革命の進展を背景に、中国関連資産の価値は再評価されてきています。UBSグローバル金融市場部門の中国統括責任者である房東明によると、2025年には、UBSのチームと海外顧客とのやり取りが明らかに活発化したといいます。とりわけトレーディング型投資家による中国市場への投資拡大の動きが顕著だったといいます。さらに注目されているのは、資産配分型の投資家が、ファンダメンタルズや政策の実行状況を重視する一方で、グローバル・ポートフォリオにおける中国資産の比重についても継続的に見直し、最適化を進めている点です。

UBSは今年、中国関連資産の魅力がさらに高まると予測しています。そして、世界的に分散投資の重要性がますます意識される中、中国は国際資本の多元的な資産配分における重要な成長市場となる可能性が高いとしています。

房氏は「国際投資家が中国を選択する背景には、経済のモデル転換・高度化の進展と将来的な成長ポテンシャルへの期待がある」とし、また、「力強いイノベーション能力に、政策面での支援、潤沢な流動性、そして中国内外の機関投資家からの潜在的な資金流入が重なり、中国株式市場は再び豊かな実りの年を迎えると見込まれます」と述べています。

昨年は、中国テクノロジー分野でイノベーションが相次ぎ、飛躍的に発展した一年となりました。それに伴い、投資家の間では、中国のハードテックやソフトテックといった各分野に対する信頼も一段と強まっています。

経済の質の高い成長を支える重要な要素の一つは、的確な政策と強力なイノベーション能力との間に形成される好循環です。そして、資本市場こそが、そのイノベーションを持続可能なリターンへと転換するための重要的な結節点であり、不可欠なハブとなっています。

これについて、房氏は、中国の資本市場は今後も科学技術イノベーションと成長モデルの転換を支えていくとの見方を示しました。その上で、2026年の中国経済は引き続き高い強靭性と活力を示すことが期待されているとし、あわせてマクロ経済政策がより積極的かつ持続的に発揮されることにも期待を示しました。

出典:上観新聞、文匯報